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テーマが決められない。自分がボヤける。

ライター養成講座の集大成的として、卒業制作となるものを作らなければならない。これは「卒業制作」という制作物であり、記事であり、ポートフォリオとなるものだ。
そして、ライターを目指そうとしている私にとっては初めての作品ともなる。

だが・・・
これだと思う卒業制作のテーマが思いつかない。
ぼんやりとしたテーマはバラバラとは湧いてくる。でも、自分を掻き立てる感情にはならない。熱量が湧いてこないのだ。

😫ワクワクやドキドキが出てこない・・・

「モノを書く仕事をしたい」と去年の秋深い時期に思い立った。その時は、どこかでガムシャラになれる予感がたくさんあった。事実、ライター講座で出される課題が楽しくてしょうがなかった。はずなのに・・・。

コロナの感染者拡大という多くの人が予測しようもない事態に陥り、緊急事態宣言が発令され、講座は計画通りの継続は不可能になった。

コロナで世の中が不安と恐怖に振り回された時、誰もが、太刀打ちできるかできないかがよく分からない状況にストレスを貯めまくっていた時。
講座の事務局の対応が後手後手で雑だったたのもあり、一気に私のモチベーションというモチベーションが地に落ちていった。

受講していた講座に、私はたくさんの希望を託していた。
自分の将来設計や新たな生活スタイルとかを妄想して、その中でライターとして活躍している自分を思い描き、遠足前日の夜の子供のようにワクワクソワソワしていた。受講した先の将来には、なんとなくそんな夢のような生活が待っているような気がしていた。

たぶん、だからこそ、モチベーションを維持させることが大切で難しい感情だったのだと思う。すごく脆いやる気だったのだ。
しっかりした構想じゃなく妄想からくるモチベーションだから、薄いガラスのように壊れやすい性質だった。

😫いつの間に、こんなことになったのか。。

ライターになりたい。
そういう自分の思いにたどり着くまでに、私はやりたいことを考え抜いた。モヤモヤする自分の気持ちと向き合って出した答えだ。

だから、ライターへの憧れや思いは強いはずだ。
だけれども、それを実現化するためのステップ案が具体的に持ててない。これは、講座を受ける中でクリアにできるのかと思ってた。

しかし、現状は違った。
書くことへの考え方や心構えなどを知れば知るほど、実現感がどんどん遠くなり夢物語のように思えてきた。
そして、コロナによる講座の中断。気持ちは一気に急降下していった。

そしてしまいには、『ライターになりたい』という言葉が軽くなっていく感覚さえも現れた。なんとも気持ちが薄っぺらく、思考も乏しくなっていることに気がつく。

😫私の気持ちは、こんなにも希薄だったのだろうか。

いつの間にか、いつもの悪い癖が出て、私を楽な方へ楽な方へといざなう。

コロナが拡大し、職を失う人や給料が削減される人たちが溢れている中で、私は会社という組織に守られ、安定した給料だけではなくテレワークと言う新しい働き方まで自然と手に入れることができた。

そんな状況下でライターへの思いが、消えそうになっているのだ。
私はすごく恵まれた仕事環境にいること、なんだかんだで裕福であったことをコロナに気が付かされ、それとともにライターという今より不安定な業界に走っていく勇気が削ぎ落とされた。

そして、はたと気がついた。
私は、いつの間にか、以前の自分以下になってしまっていた。現職へのヤル気は見いだせない上にライターへの熱量も減退していた。

そんな環境で、卒業制作のテーマも思いつくはずもないのは、当たり前だ。「これを実現させたい」という思いがないのだから。

👊盛り返せるのか、自分!!

大人になりモヤモヤしている自分と、今までなんとなく時間を過ごしてきた自分とを、真剣に突き合わせて導き出した「ライター」。

そこを目指すに自分がすべきこと、努力することから逃避しそうになっている。だから、自分の気持までボヤケてくるんだろう。

「結構努力したから」とか、「あの時は頑張った」といった勲章は私にはない。特にプライベートにおいては・・・(仕事は半強制的に”頑張り”を仕向けられたことがあるので、そこでの経験はありw)

だからこそ、踏ん張る経験を積むことを、私の人生が求めているのかもしれない。
アラフォーという言葉を巧みに操り逃げ口実にしまいそうになるが、アラフォーだからこそできると思い込んで、信じて、また自分と向き合う作業をしてみようと思う。

ぶっちゃけ、自分と向き合うという作業は、本業をおろそかにしまいがちだけれども、自分が納得できるバランスで頑張ってみよう。

少しでも筆が進むテーマ選定ができることを未来の自分に期待して。
そして未来の自分を作ることができるのは、今の自分だけだということも忘れずに。

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