家計管理について

結婚後のお金の管理について考えてみる

参考

結婚後のお金の管理、みんなどうしてる? プロに聞いたやりくり上手になるコツ(マイナビウェディング)

大前提

ルールや取り決めの前に、ルールを作るための考え方が重要
考え方によってルールが変わる
善意のある人であれば問題にならないが、少しでも有利にすることだってできてしまう

第一に当事者間の納得を大事にしたいので、下記に具体的な大前提を上げる

  1. 当事者間の納得の上で成り立っている

  2. 平等と公平の観点を越えて、より納得感のある内容にする

  3. 管理をする、そもそもの目標を明確にする

2については「平等と公平」とどちらかに偏るでもなく、そもそも仕組み作りで壁をなくせる場合もある
すぐに見つかることはないので、そもそも壁を撤去できないかという観点を忘れないでおきたい

平等と公平という考え方があるがそもそも視野を広げると、障壁を取り除いてしまえばいい場合もある。ただ簡単ではない。リンクを参考にした

3については、わざわざ時間と労力をかける意味を忘れてはいけないということ
私たちでは「経済的自立」に近づくために行うので、ルールの中にその要素を盛り込む必要がある

そして「経済的自立」は世間一般の成り行きでは実現しえず、多少なりの工夫や努力が必要になる

…大前提だけで長ったらしいが、記事の通りどんな夫婦であっても多少なりとも不満は発生する

できるだけ、お互いに納得できるにはどうすればよいか考えながら決めていくためには最も重要な部分となる

ルールについて

それでは具体的にどうやって実行すればよいのか
現在では2つの案がある

  1. 夫婦共同口座と各自口座でわける

  2. 夫婦口座のみでお小遣い制

1は従来どおりの方法
自分の財布の中で出費を抑えるインセンティブが働きやすく、用途に干渉されないメリットがあるが
集計が煩雑になりやすく、収入が異なる場合は「公平か平等」を選ばなければならない
記事では下記の通り考慮が必要とあるが、そこが最も揉め事になりやすい

妻が産休・育休に入ったときなど収入に変化があった際の見直しや、ほか家事負担についての考慮も必要です。

2は一般的な方法で、記事のアンケートでは47.4%が採用している
管理者が明確なので、貯金がしやすいメリットがあるがお小遣いを貰う側の自由になる金額が少ない場合、不満が生じやすいデメリットがある
そのほか、管理の権限が平等だとして、仕分け基準に差があったときに問題になりやすい

現実的な案

2つの案をハイブリットして、以下はどうだろうか

  • 収入は別に、管理は1つにする(一方の名義の支払い方法に統一する)

  • 貯蓄と生活費の負担は収入で按分し公平にする

ただ、結果的には「管理を1つにまとめた」のと「負担の按分」が加わっただけでほとんどは従来と同じかもしれない

  • 夫婦共同で出す出費について、振り分けのボーダーライン

  • 負担割合の按分方法

については追加の話し合いが必要となる

ここでは仮として以下にルールを上げる

  • 夫婦共同の出費となるのは2人がかかわる出費、ただし「明確に切り分けられない」ものは計算が煩雑になるうえ前提3の目的が過剰になってしまうため厳密には行わない

  • 「夫婦共同の生活費」と「貯蓄金額」を計算したうえで(予算を立てて)、収入で按分する

最後に

ただ思いとして、経済的自立を早期に達成するために、また細かいことを言わず負担割合などを決めずに共同で管理したい。例えば、節約家族のように奥さんがきっちりと決めているように。夫も不満はありつつ、節約の強力な効果を発揮する方法をとれるため、最終的には海外旅行にいけるなど恩恵があるとわかれば、納得して協力できているように。

ただ、干渉されたくない、本当はこうしたいなどの意見は逆の立場になったときにあると思うので、一方的な取り決めではなく、従う側の意見を最大限に取り入れたい。

また干渉してしまったとわかったとき、その言動を修正するだけで解決できることかもしれない。

共同ですべての出費を管理するときに大事になるのは「2人の大事な資産」だという考え方を持てれば、すべて解決できるとも思った。これが平等と公平を越えた「壁自体を取り除ける」唯一の方法になりえそう。

どれだけ配慮しても意見が違うことはある。その場面で、相手がどんな考えを持つのかお互いに受け入れる工夫が必要となる。

最終的に経済的自立を早期に実現できればこれらも、もはや問題ではなくなる。


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