【毎日投稿#524】意外性の無い、先の展開が見え見えなクサイ展開は吐き気を催すほど嫌い。😡酷評注意。

インプットのためにライトノベルを読んで、わかったことがひとつ。

どうも私、性格的にそうとうひねくれているみたいで。

友情が勝つストーリーだの、愛と勇気が勝つストーリーだのが吐き気を催すほど嫌いみたいなんです。

……厳密に言うと、そういう展開にしたいという作者の下心が見え見えであるクサイ展開が私にとって我慢ならない。うーむ。


どうも、田村サブロウです。

今回もライトノベルの感想を描いていくんですが、すいません、酷評です!

なので、ネガティブコメントを見たくないという方はここでブラウザバックを推奨します。




今日は小説を書いた後、散髪に行って、書店に寄って、ラノベを一冊買いました。👇

学園異能モノの参考になるかな~、と思って買ってみたんですが、ちょっと私とはひくほど相性が悪かったです。

なぜなら作中で、読者に対する説教臭さを隠しきれていない。

以前の記事👆で述べましたが、教師キャラから生徒キャラへ贈るみたいな教え系のシーンというものは扱いが難しくて、物語の面白さを損ねる一因になりえます。

過剰に使ってしまったり、読者にいい印象を残したいという筆者の下心があからさまになってしまっていると、説教臭さが出る。

せっかくの良い話なのに、面白さを殺してしまう。

ましてや、そんな教え系のシーンで、教師キャラに生徒が「なるほど、すご~い!」なんて尊敬のまなざしを向けてしまったら、もう最悪。

足の引っ張り合いが美徳とされてしまう現代日本で、人が人に敬意を向けるっていうことの、その重さを履き違えてはいけない!

遊戯王の武藤遊戯だって、孔雀舞から決闘者の勇気を学ぶ前には、舞に「この女……!!!💢💢💢💢」って怒りを抱いたり、「このままでは負ける!」と焦りを抱いたり。

そういう葛藤が、私の中ではこのライトノベルにはだいぶ足りていなかったという悪印象を感じました。


あと、後半のシーンも、一人では無理でも仲間と一緒ならとか、私の仲間に手を出すな展開とか。

くさい! あまりにもくさすぎて吐きそう!

あからさますぎて、先が見え見えで、意外性が無さすぎて砂糖を吐きそうで。

なにも驚けるものがなくて、読んでいてイライラして、最終的には読むスピードが速読になっちゃいましたね……。

物語には、読者を驚かせるための恐るべき真実ってやつや、そうそう都合よく物事は運ばないという現実味が必要なのだと、今回は悪い例をもって学びました。

ログラインは、「あこがれの異能者の養成学校で試験不合格となった主人公がアバン先生みたいな変人教師に才を見込まれ、養成学校に入学して成長していく話」。

王道って、やっぱり難しい。

取り扱いを間違えると、後の展開が見え見えすぎて物語の面白さを損ねてしまう……。

自分はこういう風になるまいと心に釘をさしつつ、本日はここまで。
これにて御免。


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