【毎日投稿#47】国家の基本・「暴力の独占」を、私の自作小説の世界観に生かす!
田村サブロウです。
今日は小説の執筆の際、タイトルの「暴力の独占」について調べたのでそれを軽く書き記してみます。
アニメ・幼女戦記の映画において、主人公【ターニャ・デグレチャフ】は上映前の注意でこんな名言を残しました。
「暴力は国家の独占物であるぞ!」、と。
確かに軍隊や警察といった暴力を行使する組織が国家のコントロール下に置かれていなかったら大問題です。犯罪は取り締まれないわ、災害やテロといった有事に国家がすぐに動かせる戦力が無いわ。
完全に国家の犬になってしまうのはそれはそれで問題ですがね。
もし与党の政治家が犯罪を犯したとして、警察が国家に忖度して犯罪を取り締まらないという展開になったら目も当てられないので。
まぁ、上記のような特殊な例を除けば……
軍隊や警察といった武力装置が国家の独占物であること。
これは国家の国家たるゆえんのひとつと言えるでしょう。
上記の参照元によると、政治家の方でもそういった考えの発言をしていらっしゃる方はそれなりにいるみたいですよ。↓
国家の定義というのは、警察と軍隊という暴力装置を合法的に所有するというのが、国家の1つの定義 ――(石破茂)
さて、別の話題に移ります。
私の自作小説の設定の話になりますが。
「ハートフル・ハートレス・ハンターズ」の世界においては、
軍隊と警察に次ぐ、【自警団】という「第三の武力装置」とも呼べる民営組織の存在が法的に認められています。
この【自警団】という超設定を小説に落としこむために、面白おかしく苦労してます。いや~、大変だ。わーっはっはっは!
現代ベースの世界観で異能バトルを行うための、小説の根幹を支える設定(かもしれない)ですからね。手は抜けません。
警察と軍隊に次ぐ第三の武力装置。しかもそれが国営ではなく民営組織。
そのような異常と言わざるを得ない存在を認める法律を、どんな経緯で、どんな思惑をもってして、国家が作ってしまったのか?
うふふのふ。妄想がはかどりんぐ。
こうして考えるごとに、世界観がリアルになっていくのが楽しいぜ。
(注意:現在執筆途中の情報ゆえに、設定が小説に出てきた時は子細が変わっているかもしれません。ご海容ください)
またまた話は変わりますが。
少年ジャンプの漫画【僕のヒーローアカデミア】では、プロヒーローが「第三の武力装置」として活動します。
ただしヒーロー活動には国家資格のライセンスが必要となるので、国家の管理をちゃんと受けているのがミソです。プロヒーローはれっきとした公務員なんですよ! いやぁ、この設定は上手いですね。
本日はここまで!
考えすぎて腹が減ったぜ!
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