見出し画像

英語学習日記 #23 "Flexible Working"

今回学んだアイディア
・最も効率が良く、生産性の高い職場とは
・通勤がいかに従業員のエネルギーを損なうか
・presenteeismとは

こんにちは!

こちらの英語学習日記シリーズでは、Blinkistで新しく知った英語表現や英単語を中心に、個人的に面白かった、勉強になったポイントを紹介していきます。今日はその第23回です!

今日のBlinkについて

本日のBlinkのタイトルと著者はこちら。

Flexible Working by Gemma Doyle
- How to Implement Flexibility in the Workplace to Improve Employee and Business Performance-

毎日出社して、9時から17時まで、週に5日間、誰もが同じ時間に同じ場所で働く...のではなく、コミュニケーションツールを活用してテレワークしたり、好きな時間に働いたり、週休を3日に増やすかわりに1日あたりの勤務時間を増やすなど、従来の働き方にとらわれない柔軟な働き方をflexible workingといいます。職場に柔軟性を導入し、どのように従業員と会社のパフォーマンスを向上させるかというのが今日のBlinkの内容です。flexible workingにより、生産性を犠牲にせずに、プロフェッショナルとしての職業人生とプライベートのバランスを取り、両立させることができます。

内定先の社員さんには、「フレックス制だから朝と夕は子供の送り迎えのために時間を空けている」という方や、「コロナでテレワークになってから1年近く出社することなく家から働けている」という方がいらっしゃいました。もちろん、現場で働かないといけない仕事もあるので、働くすべての人がテレワークをすることはできませんが、ライフステージやニーズに合わせた、柔軟な働き方ができる職場がこれからの時代のスタンダードになってほしいですね。


今日のBlinkから得た学び

今日のBlinkの内容で、個人的にためになったものを引用します。

Employees with more control over their hours also tend to be more productive, engaged, and creative.

(フレキシブルワークで)働く時間を自分で選べる人は、より生産性が高く、より仕事に積極的で、より創造性が高い傾向にある。

主導権を自分で握ること(のできる環境)が大切なんですね。

The most effective workplaces focus on maximizing the well-being of their teams. That is, they create conditions where employees feel rested and respected enough to flourish. It seems obvious, but, unfortunately, many organizations ignore well-being and end up creating environments where people feel stressed, overworked, and taken for granted.

最も効率の高い職場では、チームメンバーの健康・幸福を最大化することを重要視する。つまり、従業員が会社から尊重されていると感じ、心が休まるような、活躍できる環境を整える。多くの組織ではこれができておらず、従業員がストレスや過労を感じる環境になってしまっている。

GoogleやYahoo、Amazonの美味しすぎる社食は有名ですが、上記の「最も効率の高い職場」の例としては十分でしょう。会社の自腹を切ってでも従業員の健康や幸福度を向上させ、結果としてビジネスのパフォーマンスを高めることに成功している。

One major drag is the daily commute. In fact, a survey from the International Working Group found that nearly half of workers think commuting is the worst part of the day. Teleworking can help reduce this stress. Letting employees work from home, even for one or two days a week, means they can focus on the job instead of spending their energy fighting traffic or worrying about catching the train.

国際ワーキンググループによる調査では、半数近くの労働者が、通勤が1日のうちで最悪の出来事だと考えていることが明らかになった

テレワークのメリットの一つは、通勤がなくなることで、渋滞や満員電車で精神をすり減らしたり、電車に間に合うか心配したりするストレスから解放され、仕事に集中できることだそうです。東京の満員電車は世界でも異常なストレス環境だと言っても間違いはないでしょう。国際的に見ると日本の生産性は低いのですが、満員電車はその一因なのではないかという気すらしますね。

One issue is that many organizations place a high value on presenteeism. That is, supervisors judge people by how busy they appear rather than what they actually do. In these workplaces, employees feel pressure to stay late or go to every meeting even if they’re not accomplishing anything. It’s an attitude that stigmatizes flexible working – in fact, as many as 32 percent of people think flexible work reduces their chances of promotion.

上司が、「実際の成果」よりも「やってる感」によって部下の評価をしてしまうことにより、従業員は忙しさをアピールしたり、無駄な残業や関係のない会議への出席に終始してしまう。このことが組織の非効率化やパフォーマンス低下を招く。

presenteeismとは、上司に評価されたいがために、職場に(契約書に書かれた労働時間以上に)長く残ったり、病気や体調不良でも出勤したりすることです。イメージですが、昔の日本の会社は、自己犠牲を含むpresenteeismが高く評価される環境だったのではないでしょうか(今もそういった価値観が残っているかもしれませんが)。

◇ ◇ ◇

ある言葉を知ると同時に、その言葉があらわす概念の輪郭が鮮明になるというか、ちょっとした嬉しさが自分の中で弾けます。ああ、そういうのってpresenteeismって呼ぶのか!

呼び方がわかれば、それを起点にして学ぶことができる。

語彙が増えるって、うれしいし、たのしい。

SMART framework

This means creating milestones that are specific, measurable, achievable, realistic and time-bound.

SMARTフレームワーク: 中間目標を作るときは、具体的で、測定可能で、達成可能で、現実的で、時間的期限のあるものにしましょう、というフレームワーク。

とはいえ、SMARTフレームワークは、使う人によって(各アルファベットから始まる単語に何を採用するかで)意味が変わるみたいです。次のようなバリエーションがあるようです(https://www.mindtools.com/pages/article/smart-goals.htmから引用)。

画像1


新しく学んだ表現とその使い方

micromanage[to control every detail of a business, especially your employees' work]

管理職からの過干渉(部下や従業員に対して細かすぎる指示をしたり、いちいち口を出すマネジメント手法)をmicromanagementといいます。マイクロマネジメントをしてしまう上司はmicromanager。マイナスの意味で使われます。人に任せることができない人はこうなってしまいますね。部下の成長のためにも、裁量を与えることは重要です。

skimp on sth[to try to spend less time, money, etc. on sth than is really needed]

Don't skimp on these features - having the right tools is essential for making a smooth transition.

社内のコミュニケーションシステムへの投資をケチらないように!スムーズにflexible workingに移行するには、適切なツールは不可欠です。

bumper to bumper

車同士のバンパーが接触するくらい近づいた状態、つまり「渋滞」した状態を表します。

snap your fingers[to make a sharp noise by moving your second or third finger quickly against your thumb, to attract sb's attention, or to mark the beat of music, for example]

「指を鳴らす」。|

pilot[(only before nown) done on a small scale in order to see if sth is successful to do on a large scale]

Sometimes it's better to begin with a few small pilot schemes to perfect your approach and iron out problems.

形容詞として名詞の前に来るpilot。飛行機のパイロットではありません。簡潔な日本語に置き換えるのは難しかったので、英語のまま書いておきます。

いきなり多大なコストや人員を費やして大規模プロジェクトに取り掛かるのではなく、まずは小規模に始めて様子を見る、うまくいきそうだったら規模を大きくする。この一連の流れにおける、最初にやる小規模な取り組みを表す形容詞として、このpilotが使えます。leanとかが近い表現かな。


今日調べた単語

今日英英辞典で調べた単語・表現は次の63個です!ここに書いてある単語 = 今日初めて見た単語 というわけではなく、前から知っている単語も意識的に調べて、例文を音読したり、自分が知っている意味以外での用例を確認したりしています。

画像2

蛍光ペンで線が引かれている単語・表現は、以前にも英英辞典で調べたことがあるもの、つまり今日のBlinkをきっかけに再会・復習することができた表現です。

ここまで読んでくださった方に感謝です!ありがとうございます!
明日も書きます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?