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oyassuu
溶けた
1日バンドの仕事をこなし帰宅。
意外と早く帰宅できたので温泉に行くことを思いつきフラフラと入水。あぁ、気持ちいい。
対コロナの為か、外に面するドアが全て外され半露天風呂のようになっており少々面食らったものの、案外悪くないなぁ…とフヤフヤしていたら向こうから誰かがやってきた。
「やぁやぁ我こそは」と言いながらスーツ姿の若者。
う~んどことなく疲れていらっしゃる。
「おいおい君、こんなとこで何してんの」と反対側からは、THEモラトリアム延長真っ最中のような若者。いかにも金がなさそう。
両者は私の前で鉢合わせると、いきなり殺気立った。
う~~ん、静かにしてくれ。私はリラックスしに温泉へ来てるんだ、、、
「停戦!停戦!!!」
と私は叫ぶ。
フラフラと2人の若者は温泉の湯気とともに消えていった。
我が六畳半の城の机の上に先週から、「出したら人生の6割が決まる書類」と『ソラニン 新装版』が置いてあることを思い出す。
さぁ、どうしたものかね。
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