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「自由視点映像と5G」を検索する力で考えてみるワークショップ

「DX」という文字をみると、まだまだ頭の中では「デラックス」と変換される私です。ちなみに、「デジタルトランスフォーメーション」を噛まずに言える確率はまだ50%です。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

DXに関連して、2020年の大きなトピックスの一つでもある「5G」。まだまだ生活実感は少ないかもしれませんが、どういう技術なの?とか、どういう活用視点があるの?というのを、先取りして考えてみるのは、ビジネス応用を考えるうえでよい刺激でございます。一般の人に認知が広がってから応用考えても遅いですからね。

あと、関連してたまにでてくる「自由視点映像」。みなさん、聞いたことはあるでしょうか?こんなことができるんだなあという一つのネタとして、2019年ラグビーワールドカップの「自由視点映像」をひとつご紹介します。

これをみて、すげー!と思うのか、えーいまいち、と思うのかはご感想次第ですが、考えるにあたっての基礎知識としては十分かと。

ということで、スポーツ、演劇、コンサートなでの現場で広がりが見えている「自由視点映像×5G」をテーマに、今日は検索する力をもってして考えてみましょう。ワークショップスタートです。

■事前課題①上記の記事を読んでください。

■事前課題②次の問題に答えを用意してきてください。
(1)これまでのスポーツ中継映像と、自由視点映像の違いを踏まえ、自由視点映像で「観る側ができるようになったこと」をわかりやすく説明してください。

(2)自由視点映像に関連してあなたが知りたいことはなんですか?それにたどり着くために、「自由視点映像 ●●」と検索するとしたら、●●にはどんなキーワードを入れますか?

(3)5Gについてあなたが知りたいことはなんですか?それにたどり着くために、「5G ●●」と検索するとしたら、●●にはどんなキーワードをいれますか?

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■回答の方向性と自社取り組みの展開
(1)カメラの固定位置に制限されず、自由な視点の映像を観ることができる。今までは固定されたアングルの編集された映像を観る、だったが、これからは観たいものを観たいアングルで観る、という体験になる、だろう。
★これまでは固定されたカメラアングルからの視点でしたが、文字通り自由に視点を動かせますね。編集することもできますが、自分自身で視点を動かせるようになるともっとおもしろそうです。

(2)「自由視点映像」に掛け合わせて知りたいこと、いろんなバリエーションがありそうです。たとえば、提供者、課題、メリット、体験、予定、などなど。
★なぜその言葉を選んだのか、なにが知りたかったのか、互いにシェアすると、興味のもちかたにバリエーションがあっておもしろそうです。

(3)5Gの活用を考えるのであれば、「5G 製造業」でもいいですし、他の業界での活用事例はアリですね。ほかにも、ビジネス、交通、生活、エンタメ、介護、医療、なども検索してみるとおもしろいかもしれません。
★趣味×テクノロジーで検索すると、結構おもしろい結果がでてきますよ。ちなみに「釣り」で検索すると、5G(ごグラム)と認識されますのでご注意ください。ただし、がんばって深ぼってみると、「遠隔地からの釣り体験マシン」にたどりつけます。ぜひ探してみてください。

こうした新しいコンセプトや言葉を、どうやって自分の言葉にしていくのか。検索してたくさんの情報に触れる、集めた情報を人に話してみる、この繰り返しによって言葉を自分のものになっていくような気がしています。今までどおり、が通用しない時代と言われてますが、新しいものの学び方、その姿勢がますます必要になると思います。

みなさんはいかがでしょうか。

(おまけ)自由視点映像の画質と通信が向上したとき、今の現場カメラマンの役割には変化があるでしょうか?固定カメラでの撮影で視聴体験が向上するときに、人が撮影する映像の魅力とはなんでしょう?人の仕事にどう影響するのか、考えてみるもよろしいかと~

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