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宿題の丸つけ、親がすることは?

宿題が小学校で出る。
丸をつけながら、「はて、何を見たらいいんだろう…」と疑問に思う。

小1の夏休み前、息子の小学校の宿題は、簡単な数の数え方や時計、ひらがなの書取りなどが多く出る。

とりあえず、小1で宿題があるなんて大変ね…という気持ちをこめて、丸をつけたそばに「きれいにかけたね」「何度も直して頑張ったね」とコメントを書いてはみる。

読まれていないだろうなと思っていたら、最近では授業のプリント見といてね!と言われることもあり、何かは伝わっているのかもしれない。

で、一番困るのが音読だ。
国語の教科書の指定のページを何回音読、と言った形式で、読んだら親がサインをする。

さほど難しくなくすぐに終わるが、息子のやっつけ感のある音読を聞き、私は何をみてあげたらいいんだろうと疑問に思う。

「なんで音読するのか、先生に聞いてみて」とお願いしても生返事なので、仕方なく本で調べてみることに。


この音読という作業、実は非常に効果的なのです。なぜなら文の構成がまとまりとして、リズムとして体に染み込みますし、言葉(ボキャブラリー)を増やすことになり、なおかつ表現方法を知ることができます。

石田 勝紀著、
21世紀を生き抜く学びを育てる 小学生の勉強法、新興出版社


なんだか、いいことづくめのような気もするが、小1に文の構成、表現方法なんて説いてもピンとこないだろうな。

私だって、そういうことが気になりだしたのは、大人になって、SNSで趣味の文章を書くようになってからだ。

確かに、その後の文中にも、音読は「超面倒くさい」と明記されてる。

そうだろう、私だって面倒だ。
歳のせいか、寝る前の読み聞かせは、すぐ喉が痛くなる。

その打開策も作中で提案してくれている。
ありがたい。


では、音読をどうやって楽しむのか?(中略)スマホの録音機能を使って、子どもの音読を録音して自分で聞いてみるという方法をおすすめしています。

石田 勝紀著、
21世紀を生き抜く学びを育てる 小学生の勉強法、新興出版社


なるほどね。
我が家でも、子どもが保育園でのことを話したがらないことがあり、ヒーローインタビューと称してスマホの録音機能を使いながら話をしていたことがあった。

確かに、特別感があり魅力的かもしれない。
明日から早速やってみよう。

勉強について教えることも大事だけれど、勉強のやり方を教え、モチベーションを維持するのが、先生ではない親の役割なんだろうか。

今更になって、何のために勉強するのか、私が勉強している。親は大変だ。


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