![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125038900/rectangle_large_type_2_fdef0e33f33f08a5c0d084d23fb04826.png?width=1200)
Photo by
noouchi
「懐かしい」には、ちょっぴり成長がある
ふと、「懐かしいな」と心の中で呟くことがあります。
なんだか寂しくて、あまり好きな言葉ではなくて。
けれど、それが「成長」という見方をすると、背中を押してくれる感情かもしれない。
まんまと息子のインフルエンザが、娘にも、うつりました。
横になると咳が続き、ご機嫌が悪い娘様。
抱っこしながら、お昼寝タイムの確保を目指します。
が、4歳ともなると、もう少しで20kg。
抱える私の手足がピリピリしてきます。
久々に娘の顔が、近くにあって、ぼんやりみていると、
「そういえば、ずっと抱っこしていたな、赤ちゃんのころは…」と。
鼻詰まりでぽかんと口を開けるところにも、懐かしさが湧いてきました。
あの頃は、夜中の咳が続くとオロオロしていたな。
今でも、戸惑うけれど、こうやって抱っこする術も保育園の先生から教えてもらった。
なんだか、母っぽい感じがする。
「あの頃は…」と言えることが、寂しい時もあります。戻れないもんねと、しみじみ。
でも、懐かしいと言うことは、一段上から振り返って、過去を見ている。
気づかないうちに、ちょっとずつ登ってきているんですね。
小さい成長でも、小さく大丈夫と思える。
懐かしさも、意外と好きな言葉になりそうな気がしてきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?