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挑戦ブナ 2023/4/2
おはようございます。
朝の通勤の車内で収録しています。昨日は友達とチョウセンブナを探しに行きました。まだ行ったことのなかった菅生沼水域を探してみたのですが、結局2日連続の空振りとなってしまいました……。不甲斐ない。
もうすぐ田植えのシーズンが始まるので、水田近くの用水路などは網を入れにくくなってきます。もうしばらくは続けて探していきますが、まあ冬になるまでに1匹でも見つけられればいいかなという気持ちです。
今回付き合ってくれた友達は小さいお子さんと来ていたのですが、子供がいるとどこに行くにしても、周りから警戒されにくいので羨ましいですね。成人男性が1人で道路脇の水路に網を入れてたりすると、怪しいどころの話じゃないですからね。
「カップルでないと行きにくい場所」「子供連れでないと行きにくい場所」というのが、この世界には結構あります。一方で、「一人でないと行きにくい場所」には家族がいたとしても行けるので、そこには純然たる不公平が存在しています。
結婚や子供を持つことに対して忌避感を持つ人が、特に若者には割といるような気がしています。その気持ちも全くわかるところで、社会があまりにもそういった典型的な家族の形を肯定してくるものだから、そうでない形でいる自由があるはずだと主張したくなりますよね。
ただ、既にそういう社会が形成されているからには、普通であることのメリットもまた大きいと感じています。「結婚している」「子供がいる」ということに対する無言の信頼感はけっこうな重みがあります。
先程言ったようにフィールドに出る趣味の人は子供がいると、動きが制限されることもあるでしょうが、周囲の人々からの視線はだいぶ好意的になります。採集趣味は周囲との関係性が良いに越したことはありませんから、大きな助けとなるでしょう。
もちろん、メリットとデメリットを比較して、どちらが大きいかというのは人それぞれです。しかし、目の前には普通な道と普通でない道があるとして、生きやすいのはきっと普通な道の方なのでしょう。
……というようなことを言えるのは、今僕が結婚していて、子供を持つことに前向きだからであって、独身であったならば、考えは正反対だったかもしれません。人は自らの立場を正当化することでしか生きられないですから。他人の人生観なんか無視して、今日もやっていきましょう。
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