"FPのマネーリテラシー" 投資のイロハから、金融商品のカラクリまで。

独立系FP,兼投資家。 投資&資産運用は、やみくもに取り組んでも失敗するように出来てい…

"FPのマネーリテラシー" 投資のイロハから、金融商品のカラクリまで。

独立系FP,兼投資家。 投資&資産運用は、やみくもに取り組んでも失敗するように出来ています。 安易なテクニックに惑わされない、正しい学習法や最適解をみつける思考法を分かりやすくお届けします。 一生使える投資眼をいっしょに養っていきましょう!

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V字を描く株式相場、それでもまだまだ上がる理由。

こんにちは、FPの本丸です。 今回のテーマは、”株価はまだこれからも上がるのか⁉”についてです。※2020年6月22日、執筆時終値 22437円 というわけで、サクっと本題に入っていきましょう。 コロナショックでつけた大底から、ほぼ完壁なV字で戻しつつある株価。 最近はめっきり弱気派が隅に追いやられ、強気派一辺倒に傾きつつあります。今後の動向はどうなるでしょうか。 今回は強気の背景にある、株高を支える根拠を紹介し、検証していきたいと思います。 まずは下図をご覧くだ

    • 知ってますか? 貸株の"配当金相当額"は二重課税対象で、還付もできず。

      こんちには、FPの本丸です。 年度末の忙しさと、確定申告に追われ(4/15〆特例につき)、こちらの更新がひさしぶりになってしまいました。(__) 今回は、長年確定申告をしていながら、あろうことか勘違いしていた事が、あったので、それについて書いてみます。  それは”貸し株”の”配当金相当額”についてです。 貸し株という制度は、新しい制度でもないですし、説明は不要ですよね。 金利もついて得なので、長期投資する人は利用されていると思います。 問題はその貸した株についた金利

      • 業界の特徴を知ろう!👉〈ドラッグストア編〉

         こんにちは、FPの本丸です。 事業構造を知る一歩として、業界別に特徴をまとめていきます。 初回は私たちの身近なドラッグストアを取り上げてみました。 事業構造については別で詳しく書いてますので、こちらを読まれる前にどうぞ<(_ _)> ではさっそく進めていきましょう。 ①ドラッグストア業界の市場規模 まずはドラッグストアの市場規模(売上高と総店舗数)です。 ドラッグストアの2019年の売上規模は7.7兆円。店舗数はおよそ2万店。2030年の売上高は、現在より3割近

        • 投資をはじめる前にまずチェック👉  市場や事業構造を理解しよう!

          こんちには。FPの本丸です。 みなさんは株式投資をする時に、何を一番重要視していますか?  事業内容や業績、あるいはPERやROEといった指標など様々あると思いますが、わりと見落としやすいのが、今回テーマにあげた”市場(事業)構造”という切り口です。 投資で最も大事な事は、当たり前ですがまず中身を理解する事です。 中身とは、『○○を作って販売して利益をあげている』という、単に事業内容の事ではありません。”市場や事業構造”などについてです。 例えば昨年末にこんなニュー

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          投資のよくある落とし穴⁈ メディアの記事は鵜吞みにしてはいけない!

          こんちには、FPの本丸です。 今回は経済ニュースをみていて、いつも思う事があったので書きました。     テーマはGDP(国内総生産)についてです。 早いもので、新型コロナウィルスの感染拡大から半年がたちました。 世界各国で都市閉鎖や経済自粛などによる、最悪期と思われた4-6月期のGDP速報が続々と出揃い、新聞やテレビには、衝撃的な見出しが踊っています。 米国では前期比9.5%減、年率で32.9%、日本の4-6月期の公表は週明けに予定されていますが、やはり前期比で-7

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