性別による態度の変化
同行した販売店の方からこんな愚痴を聞きました。
若手の男性社員でメーカーさんから多少のクレームとは言わないが不満が上がっている
対象となる若手男性社員は、私も面識があり、どちらかというと下手に出てくるタイプで、気を使ってくるイメージだったのですが、
どうやら男性と女性で態度がガラリと変わるようです。
珍しいタイプでもないのですが、その人曰く、時代にそぐわないとのこと。
言いたいことはわかります。今は女性の営業も増えて、協力会社との付き合いでは、男性女性なんて話ではなくなっています。
未だにお客様の担当が女性だから、女性の営業がいいなんてことを言う方もいたりしますが、そんな理由で売れる時代ではないです。
ましてや、売るものの金額、私の会社では最低数十万から数千万単位の金額になるシステムを扱っているので、性別云々で売れるという話でもなくなっています。
イベント毎やフックとしての関係作りになると、男性がいいとか、女性がいいというのが未だにあるのは仕方ないのですが。
男性女性なんて時代ではない、これは確かだと思います。
逆もまた然りで、男性には強く言えるけど女性には言えないもどうかと。時に言わなければいけない、そういった場面も出てきます。
その話を聞いて、面接をする機会があったので、男性と女性の面接官を混ぜて実施してみました。特に若い女性社員を混ぜると、中途採用になると特にそういった人がいることに気づきました。非言語による本質が見える瞬間って怖いですね。
男性に限らず女性もそういった感覚の人は珍しくないのかもしれません。
面接だと当然ある程度は自分を取り繕うので気づきにくいのですが、面接時点でその雰囲気を出されたら他が良くてもなかなか内定を出しづらいのも本音だったりします。
おっさん管理職たちは、そう言うタイプに下手にでられて、気分良くなっている人もいることも見えてしまったり。
人を見る時に気をつけたいところであると同時に、自分もそういったところがあるのではないかと不安にもなります。
人と向き合う上で、性別もまたアイデンティティなのかもしれないのですが、若くて気の弱そうな女性でも有能な人はいます。逆にベテランで立場のある男性にも残念ながらポンコツは混じっています。
冷静に相手を見て、態度を気をつけて接しなければと感じました。
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