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コーラとポテチ一緒に食うやつ

こういうやつから
食べ物の好き嫌いはだめだよと言われると
はらわた煮えくり返って地団駄踏んで
その飲んでるコーラにメントス入れて台無しにしてやりたくなる。

糖と脂肪の暴力的なカロリーを摂取しておきながら
平気で食について説教してるんじゃない。
せめてそのコーラ2Lから0カロリーの500mlに変えろ。
なんならコーラ飲むな、ポテチ食うな。
せめてどっちかにしろ心のデブ。


私は生トマトが苦手だ。
口に入れたら反射で吐くほど嫌いだ。
吐くまでいかないがネギも苦手だ。
外食すればまず出会う機会が多いこの二つの食材。
苦手だと告げれば、好き嫌い撲滅警察が出動してくるので
はじめて食事する人の前では毎回緊張する。

「好き嫌いは悪」
と曰い、私はそう育てられたと鼻高々に話す人々が一定数いる。
そいつらは幼少期無理やり嫌いなものを食べさせられた経験がある。
それを他人である私に強要してくるのだ。

たかが生トマトとネギが食べられないだけで何故説教されるのか?
そんなに今の日本は食料危機で生トマトとネギしか食べ物がないのか?

生トマトやネギが食べられないから、別の野菜で栄養素は摂っている。
そうだよ、正直食べられないものがあっても今は沢山の食べ物があるから、いくらでも代用は効く。

私の母親は管理栄養士で、食育に関しては特に気をつけていた。
大事なのはバランスよく栄養を摂取すること。
(特に卵は非常に優秀な食材らしい)

幼い頃は私もだが、妹が特に好き嫌いが激しく大変だった。
しかし母親から無理やり食べさせられた記憶はない。
なんでも食べなければならないという考えではなく、どうすればバランス良く食べてくれるかを考えていたから。

妹は、食事を嫌いにならなかったのは
母親が嫌なものを無理やり押し付けてこなかったおかげだったと、大人になって呟いていた。
実際、学校の給食でどうしても食べられなかった妹は、居残りで無理やり食べさせられたあの嫌な記憶がずっと消えないという。

私もこの意見に同意で、嫌いなもの食べるくらいなら何も食べない!
と食事を楽しめず避けていたのではと思う。
それくらい私達にとってはストレスそのものだった。

他人からしたら甘やかしだの贅沢だのなんだのと言われるのは承知だが
母親は単に私たちに合わせた食育をしてくれただけ。

それに子どもの時は食べられなかったものも
大人になれば食べられるようになるもので
現在は昔よりも圧倒的に好き嫌いは減っている。

頼むから好きなもの食べさせてくれ。
苦労はした方がいいのはわかるが、別に他で事足りるならしなくていい。
いちいち貧乏人だから全部食べられるんだよね〜とか自虐風な皮肉とかいらんからほっといてくれ。

苦手な食べ物がある人を責めるより、じゃあそれ私が食べるね!と一言言ってやれ。
めっちゃ喜ぶし助かるから。
これだけで相手は食事が随分と楽しくなってまた会いたいなと思ってくれるから。

単純に好き嫌いないってすごいよ。
尊敬するよ。
でもそれを人に押し付けないでくれ。

どっちかっていうと
塩分過多な食事や添加物たっぷりな加工品
砂糖たっぷりのジュースなどなど
そういうものを平気でたくさん口にしている人の方が私は心配だ。

好き嫌いの話の前に、まずは自分の食生活の方を見直してみて欲しい。

とはなかなか言えないからここに吐き出しておく。

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