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幼稚園でトイレ行きたくないそうです

子どもの幼稚園が始まって1か月がたちました。とりあえず、幼稚園に行くだけで精一杯感がありますが、なんとか楽しめているようです。

しかし、さっそくぶち当たっているのがトイレの壁。
過去2回、トイレトレーニングに関するnoteは書きました。相変わらずウンチはトイレでできないですが、おしっこはトイレでできる状態で入園しました。
どうやらうちの子どもはまだ、幼稚園でトイレに行ったことがないようです。
出かける前に、トイレに一緒に行くと、おしっこをして8:40にスッキリ出発できるのですが、そのあと、お迎えが最も遅くて12時なのに、トイレに行った形跡なし。

で、今のところ、最寄り駅のトイレに走った→1回
昼食中に漏らして先生に着替えを手伝ってもらった→1回
最寄り駅で聞いたが行かないとのことだったので、抱っこして帰っていたら道中で漏らした→1回 という感じ。いやー最後のはきつかった。2人で大泣きしながら家に帰りました。

この前、保護者の懇親会があったので、幼稚園のトイレ行ってない問題を話題にしてみたところ、なんと6人中3人がその問題に直面しており、みんな駅のトイレに駆け込んでいるとのこと!

ここで共感している場合ではないのだけれど、同士がいたことに一瞬安堵を感じざるを得ない。なんでみんな幼稚園のトイレ行かないのかな~と首をかしげる。
すると、4月生まれで一足早く4歳になっている女の子ママが、「でもトイレって昔からなんか怖いイメージあったよね」と言いだして、「そういうの一つにしてもトイレ行きたがらない理由になるよね…」という結論に。


確かに小学校のトイレは怖かった。薄暗い、湿っている、和式便器を見るだけでなんか怖い。トイレの花子さん、なんていう怪談も強烈だし、タッキーこと滝沢秀明くんが主演でも『学校の怪談』も怖さを助長させていたように思う。夕方、雨の日なんかは、もう絶対学校ではトイレに行かないと決めて、水分摂取を控えていたのを思い出した。

中学、高校と、トイレに関する悩みは薄らいでいたような気がするのに、大学に入ったところで、トイレ怖い問題は再燃した。発端は、入学試験の日だ。大阪から上京していたので、初日は試験会場まで母についてきてもらって、トイレも一緒に行ったのだが、古い校舎の半地下のようなところで、薄暗い。総合大学でそこそこお金もありそうなのに(と、当時は思っていた)、トイレが極端に旧式なのである。しかも、個室一つ一つの天井部分に、鉄の網がくくりつけてあり、閉塞感を倍増させる。なんでこんなのつける必要があるんだろう、と思ってトイレからできてみると、母親も全く同じことを感じたらしく、「上から物を投げられないようにしているのかしらねえ」と言った。

え?誰が投げるの?不審者ってこと?てか投げられたらどうすればいいのこんな狭い個室で。と一瞬パニックになる。試験当日はこういう小さい動揺も命取りになりかねない。でも母親は思ったことをすぐ口にする。すっかりここが試験会場であることも忘れている。もう入学した気分で、防犯上の不安を口にするのである。

無事入学はできた。でもその半地下のトイレは行かないようにした。近くの教室がパソコンルームだった気もして、便利ではあるのだが、わざわざ別のトイレに行っていた。でも、キレイなトイレはみんなに人気で、授業と授業の間の短い時間でキレイなトイレに行って戻ってくるのは困難な場合があり、仕方なく半地下トイレに行っていた。あ、蛇口も古い…。金属のキッという音が響く。


念のため、子どもの通う幼稚園のトイレも見学してみた。確かに古い。でも完璧に掃除されていてピカピカだし、窓からは明かりが差し込んでいる。うーん、75点ぐらい?結構歴代の私が見たトイレの中では高得点トイレなんだけどな。子どもの成長は早い。ある日突然トイレにすっといけるようになるのか?悩みは出たり入ったり、きりがない。でも、とりあえずなんとかしたい。

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