化粧、やめました。


ベトナムのホーチミンで、二ヶ月のインターンをはじめました。
木金とちょちょいと初仕事をして、この土日はホーチミンを観光してました。

先日タイを旅した時も感じたんですが、もう東南アジアは今後10,20年で今の東京と同水準のインフラの整備や、物価の上昇が実現されるんだろうなーと。

とにかく成長への貪欲さとか、若者のパワー、そして彼らの優秀さ、がすごいです。

途上国、とひとくくりにまとめ上げることは簡単ですが、

発展のレールに乗ってるか否か

の基準に伴って、効果的な支援を、特にそのレールに乗れていない国にすることが、今、そしてこれからの貧困開発の主題なんだなーと。

という私は料理に街歩きに、とベトナム暮らしを堪能していたんですが、本日は凄まじい吐き気に見舞われました。原因は水か、昨日食べたカニの卵か、露店のチャーハンか、今朝食べたプリンか、ただの食べ過ぎか、思い当たる節がありすぎてよくわかりません…。

しかしもう復活!したので、明日朝も仲良くなった屋台のおばちゃんのバインミーを買いに行こうと思います🏃‍♀️


長くなりましたが本題。
剛に入っては郷に従え、の精神で、

今日から、化粧、やめました。



ベトナムの人たち、みんなほぼどスッピンなのに最初は驚いたんですけど、本当にみんな化粧しないんですよね。
化粧してる私に対しても、彼女たち曰く、日本人は色が白く、美しいので、化粧は不必要だ、と言ってくれるわけです(うれしい!)


この美白=美人って考えは、アジアを席巻するビューティーアイコン、K-popからもちろんきてまして…
ベトナムの女性たち、とても肌が綺麗で目もぱっちり、彫りも深いので、とても美人なんです。だからそもそも顔のパーツが全然違う、韓国の美容基準が社会に浸透してるのはわりと滑稽なんですが…。


うーんでも、K-popのアジアにおける生半可じゃない影響力が浸透しきり、十人十色の美しさが認められるようになるには、もう少し時間がかかるでしょう。私も韓国の方、綺麗だと感じるし。

まあ韓国は置いておいて、率直に、まあ私は特にだけど、

日本人って化粧濃いなーと。

あと『化粧しないと外に出られない』って社会、離れてみると不気味笑



化粧=成人女性の義務っていうなんとなーくの圧力、いつからできたんでしょうね?
『ノーファンデな暮らし』だけで、なんてオーガニックなの!と、ひと記事成り立つくらい化粧が浸透した社会、割と珍しいのでは?

まず、中国の方、全然化粧してないイメージ。欧米系も、たまにとんでもない人もいますけど、だいたいすっぴん。
中東系にいくと、まつげ長すぎるし顔小さすぎるし、そもそも化粧するスペースがない気が。



予測だと、韓国、フィリピン(日本だとパブとか水商売の方が多いから勝手なイメージかな?)、日本、くらいじゃないでしょうか?わりと全女性が化粧を嗜んでいるのは?

まあ、別に化粧を否定するわけでもなく、女性であれば誰もが綺麗になりたいのは当然だと思いますが、


考えたのは、

日本人女性が全員毎日の化粧やヘアセットをやめた時の、経済シミュレーション、面白そう。

てことです。


まず、もっと朝活する女性が増えますよね。ジムとか、カフェとかは顧客数が確実に増加する。
化粧業界は落ち込むでしょうが、その分差異を生み出す役割を服飾がより多く担うようになります。
ただ、服に関しては上質な生地で、シルエットが美しいものにさらに価値が置かれていくでしょう。化粧と同様、シンプルな美しさが肯定されていく気がします。だからこそ、冒頭に書いたように、ジムに行って美しい体を維持することが重要になる。
日本人もよく金髪のお姉さんが履いてるパツパツの黒タイツだけで生活するようになるんでしょうか。笑
読書や習い事、語学など、外見<内面の考えになってくのでは。そうすると本屋、音楽、あとは旅行業界にも波及してきますかね。
(個人的には日本人男性にはこういった価値観がある程度浸透していて、かつ実践に移されてる気がします…女性の方がまだ外見に拘泥してるのかも)


そんな日が来るのか、という話ですが、メイクのトレンドを見ると、
安室奈美恵系ガッツリメイク
→長谷川潤系ハーフ顔・オルチャン
→ガッキー系ナチュラルメイク…

ってなってる今その片鱗は見られると思ってて、有名どころだと藤田ニコルちゃんの化粧はどんどん薄くなってるし、吉岡里帆しかり、武井咲しかり、佐々木希しかり、『化粧落としても顔変わらなそう』な人が支持されてますよね。(辻希美が涙袋にギャルの象徴白ライン入れなくなったのとかたしかラインニュースになってた)

たしかに化粧って面倒臭いし、ギャルメイクがもう一回流行ることはないでしょう。化粧は好きでも、落とすのを忘れた時の罪悪感とか、わりとストレスだし。。。
肌に負担もかけたくないし、出来るならばメイクは薄くしたい(それでも美人と認めてもらえるのなら)というのが女性の本音かと。

だから、なんとなーくですが日本人女性の意識は、素のままの美しさの肯定に向かっているし、すっぴんまで行かずとも、みんな下地とリップとマスカラだけ、くらいまではすぐかもしれないなーと。
みんなが化粧という仮面を外すの、わりと生きやすい社会になりそう。


とりあえず明日からすっぴん美人(ベトナム国内限定)の日々を堪能します。おやすみなさい!

#メイク #海外暮らし #海外 #東南アジア #ベトナム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?