見出し画像

📝さばえまつり寄り合いレポート # 04

2024.05.15 at 鯖江市役所

5月15日は第4回目の「寄り合い」を開催しました!今回の寄り合いは、富山からデザイナーの羽田さんをお招きしての“YORIAI TALK”と、“中間発表会”という二本立ての構成。
第一部の“YORIAI TALK”は、先人の活動を通じて新たな可能性を模索する開かれた学びの場。第一回目は、富山県高岡市からデザイン事務所ROLEの代表である羽田純さんをお招きし、「価値の価値」をテーマにお話しいただきました。

デザイン事務所ROLE代表 羽田純さん

トークは「若者の〇〇離れ」というキャッチーな切り口でスタート。クライアントは商店街、和菓子屋、本屋と様々ですが、どれも圧倒的なリサーチと、時には血を見るような真剣な話し合いを経て「その場だからこそできること」「その場にしかできないこと」を
実現してきたそう。

和菓子屋さんとのお仕事でカレーパングランプリ金賞をとったことがあるとか!


また、羽田さんがライフワークとしている高岡伝統産業青年会の取り組みについてもトークが続きます。2010年から高岡市の職人が工場を案内するツアー「クラフツーリズモ」を実施しており、ツアー最後には普段は入れない「夜の工場」での飲み会が行われるなど、ツアー全体が「その場でしかできないこと」で構成されています。また、2023年に初開催されたクラフトフェア「ツギノテ」を通じて、新しい産業観光のあり方を模索されています。約90分間にわたるトークはあっという間に終了。

羽田さんの起業当初のエピソードについての質問も

寄り合いのメンバーも自身の企画と重ね合わせながら、さばえまつりにとっての「価値」とは一体何なのかを考える良い機会になったのではないでしょうか。
羽田さん、ありがとうございました!


第4回目の「寄り合い」の第二部は“中間発表会”。中間発表会は、10月に開催するさばえまつりにて実現したい企画を初プレゼンする公の場。
2月から始まった寄り合いに集まるメンバーが、それぞれにチームを組み、短い時間の中で企画を進めてきました。

商店街チームのプレゼン。コンセプトは「FUKUen」
子どもチームのプレゼン。高校生も堂々とプレゼンします!

企画発表の一例としては、
・災害時に備えて炊き出しを楽しく共有する炊き出しイベント
・これからの自分の可能性を信じて、ステージショーを開催
・イッココ!なオリジナル盆踊りづくり
・鯖江の昔話に出てくる弓矢づくり
など、多彩な企画が続々と発表。

ゲストの羽田さんからは「まつりに訪れた人たち同士を意図的に出会わせ、商店街の人たちとも交流してもらう仕組みを作ると面白いかもしれない」といったアドバイスももらい、メンバー同士でも刺激し合う会になったのではないでしょうか。

終始和やかな雰囲気で発表は進んでいきました

ここからは祭り当日に向けて、具体化するフェーズに移ります。
企画のブラッシュアップや新たなメンバー集め、制作が進んでいきます。
現時点では10企画ほどが進行していますが、祭当日には一体何個の企画が生まれているのか、どんな景色が待っているのかとても楽しみです。
「これまで寄り合いに参加していなかったけれど、興味がある」という方、まだまだ間に合います!

寄り合いはもちろん、随時解放しているまつりの家にも一度遊びに来てくださいね。
一緒にさばえまつりをつくりマッココ!


月に一度開催する寄り合いは、誰でも参加できます!
ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。

#イッココ
#さばえまつり #sabaematsuri #sabaefestival
#鯖江 #sabae #福井 #つくるさばえ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?