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プレスがはまり3試合ぶりの勝利 ヴァンラーレ八戸 対 カターレ富山

前節重要な3連戦の初戦を落としてしまった。
だが、落ち込んでいる暇はなく、中3日、水曜日の昼間に次の試合はやってきた。
自分は仕事だったので、午後3時頃に携帯を見て結果を知った。

スタメンはGK岡、DF戸根、林堂、MF碓井、佐々木陽次、末木、馬渡、田中佑昌、戸高、FW大野、平松。サブはGK齋藤、DF川崎、MF花井、池髙、FW武、大谷、宮城。
スタメンを大きく入れ替えるかと思ったが、入れ替わったのは6人だった。
サブに久しぶりに大谷が戻って来た。

試合は序盤から前線のプレスがはまり出して、ワントップの大野のシュートからコーナーキックを得る。
コーナーキックは戸高が蹴り、そのキックはニアの大野に綺麗に合って、ヘディングシュートが見事に決まった。
大野は第2節以来のゴールだ。

すると先制の余韻も冷めないうちにまた大野が決める。
佐々木陽次が裏に出したパスにうまく抜け出して左足で決めた。
今季ここまで1点だった大野が、開始10分余りで2点を奪った。

前半はその後もいい流れだった。
しかしながら、40分に戸高が足を痛めて途中交代して、そのあたりから徐々に八戸の攻勢が強まる。
それでも前半は2−0で乗り切った。

後半開始早々に八戸は2人を入れ替えて来て、流れを変えにかかる。
実際に、中盤にベテランの新井山が入り、八戸のボールが回るようになった。
それでもうまくかわしていたが、後半の半分に差し掛かろうかというところで、八戸の攻撃中に笛が鳴る。

初めは何があったのかよくわからなかったが、主審と線審が話し合って、八戸にPKが与えられた。
どうやら林堂が相手FWを蹴ったという判断のようだ。
抗議もかなわず、1点を返される。

そこからは八戸に有利な流れが続いたが、富山の守りも固く決定的な場面はなかなか作らせない。
終了間際にあったピンチで相手のヘディングシュートがクロスバーを叩くシーンがあったが、一番危険なシーンはそこくらいだっただろうか。
逆にこちらも大谷を投入してから、彼に何度かシュートチャンスがあったが得点を奪うには至らず。
3点目を奪って突き放していれば、もう少し楽な試合にはなっただろうが、何とか逃げ切った。

後半、八戸に流れが行ったが、前半にこちらのプレスがはまり、ボールを高い位置で奪えていたのが勝因だろう。
できれば無失点で終えたかったところだったが、そこは課題として膿を出し切ったといい風にとらえよう。
前節の負けのショックを引きずらずに勝てたのは大きい。
次はいよいよ優勝が決まった無敗の秋田戦だが、ここで世間を驚かせる試合を見せてほしい。

(選手の動向)
1 GK 岡 8試合連続スタメンフル出場
2 DF 松原 ベンチ外
3 DF 川崎 2試合連続サブ
4 DF 戸根 2試合ぶりスタメンでフル出場
5 DF 今瀬 ベンチ外
6 MF 碓井 3試合ぶりスタメンでフル出場
7 MF 佐々木陽次 3試合ぶりスタメン
8 FW 高橋 ベンチ外
9 FW 武 2試合ぶりサブから途中出場
10 MF 花井 3試合サブから途中出場
11 FW 大谷 11試合ぶりサブから途中出場
13 MF 佐々木一輝 ベンチ外
14 FW 大野 2試合ぶりスタメンで2得点
15 MF ルーカス・ダウベルマン ベンチ外
16 MF 末木 2試合ぶりスタメンでフル出場
17 MF 稲葉 ベンチ外
18 FW 松澤 ベンチ外
19 DF 柳下 ベンチ外
20 FW 宮城 6試合連続サブ
21 GK 田中勘太 ベンチ外
22 MF 椎名 ベンチ外
23 DF 林堂 6試合連続スタメンフル出場
24 MF 滝 ベンチ外
25 MF 松本 ベンチ外
26 MF 馬渡 2試合連続スタメンフル出場
27 MF 田中佑昌 4試合ぶりスタメンでフル出場
31 GK 齋藤 6試合連続サブ
32 MF 戸高 4試合連続スタメン
33 MF 池高 5試合ぶりサブから途中出場
37 FW 平松 3試合連続スタメン
38 FW 玄 ベンチ外
39 FW 里見 ベンチ外
40 MF 向川 ベンチ外
41 MF 益田 ベンチ外
42 MF 橋場 ベンチ外

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