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再びエアポケットが待っている 要注意 土曜日はホーム八戸戦

8月29日、カターレ富山はホームでヴァンラーレ八戸と戦う。
前節は苦戦が予想された今治を最終的には3−0で下し、大谷に初ゴールが生まれ、田中佑昌がJリーグ500試合出場を自ら祝うゴールを決めるなどいいことずくめだった。

そこで迎える八戸戦。
花火が上がることが予定されており、チケットも前売りで売り切れのゾーンが複数出ているなど、いい材料が多い。

だが、去年、八戸には2連敗。
6月の初対戦では失速の原因となる1敗、11月には昇格の可能性が大きく遠のく敗戦を喫している。
去年の試合前にはこんな記事を書いていて、実際にエアポケットにはまってしまった。

エアポケットに陥りやすい試合 日曜は八戸戦(2019/6/21)

そして、今年もエアポケットに陥ってしまいそうな状況になっているような気がする。
前のホームゲームでは平松が初ゴールを決め、その次の試合では終了間際に田中のゴールで追いつく、苦手の昇格チーム今治相手には大谷が初ゴールを決めてと、好要素が続いていて、ふと気を緩めそうになってしまう。

メンバーは前節、怪我で交代した選手が2人いたので、そこがどうなるかが気になるところ。
前節は欠場した宮城が復帰できるのかもポイントになりそう。
宮城のプレーは見たい。
また、今年のメンバーはサブも充実しているので、いろいろな可能性が考えられる。

対する八戸はここまで3勝3分5敗と決して絶好調というわけではないが、前節讃岐に初勝利を献上したとはいえ、その前の4試合は長野、今治、鳥取、熊本の上位相手に1勝3分の負けなしで乗り切っている。得点力もある。
昨年決められた谷尾は前節はサブになっていて、代わりにスタメンに入った上形が2ゴールと結果を出しているので、今節も上形がスタメンの可能性は高い。
また、以前カターレに所属していて、熊本戦でゴールも決めていた佐藤和樹は負傷したようで、欠場の可能性が高く、姿を見られないのは残念だ。

去年の花火の試合は相模原戦で、大谷のJ初ゴールが決まり、そこから逆襲をスタートさせた。
今年は既に逆襲が始まっていると見るが、それを加速させるための重要な試合になる。
過去にはこの花火の試合から失速したという年もあり、振り返ってみると、あの試合が転機だったという重要な日になりつつある。

今年もチームの命運を左右する重要な一戦。
慎重に進めて勝ち点3をつかみたい。

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会場での配布はありません。

カターレ通信2020
番記者赤壁さんのプレビューです。

J's GOALプレビュー記事
大谷が取り上げられています。


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