見出し画像

【カターレ富山】2023シーズン MF、FW編 全選手振り返り

先週に続いて昨シーズンの選手の振り返り。
今回はMF、FW編です。
試合数のあとの( )はスタメン出場の試合数です。

MF

2 脇本 晃成 1994/1/8 180/72 広島

14試合(7) 614分

シーズン前にキャプテンに指名され、チームの中心としての役割が期待されたが、怪我もあったのか、開幕してからしばらくメンバー入りできず、初スタメンは7月のホーム鹿児島戦。
ただそこで連敗し、再びメンバーからしばらく外れ、その後もスタメン時の勝率が上がらず。
実力は誰もが知っているだけに、本来の実力を発揮してチーム力の底上げに貢献してほしいところだ。

6 碓井 鉄平 1991/11/3 174/68 東京

12試合(5) 513分

一昨年のシーズン、アンカーとして存在感を見せていた碓井だが、目立った活躍はできなかった。
出番を求めて来季は同じJ3の長野へ移籍。
怖い相手になります。

7 佐々木 陽次 1992/7/2 173/68 富山

23試合(15) 1084分 4得点

今年は3年ぶりの得点もできて、久しぶりに上昇カーブを描いた年だった。
欲をいえば、チームに潤いをもたらす陽次のプレーがもっと見たい。

13 安藤 由翔 1991/8/28 175/69 兵庫

11試合(7) 534分 1得点

序盤は主にトップ下として出場。
チームの成績も良く、松本山雅戦では素晴らしいゴールもあったが、6月以降は負傷があったのかほとんど使われず。
8月には大きな怪我の発表もあり、シーズン後には移籍も発表。

15 ガブリエル エンリケ 2002/7/24 175/72 ブラジル

出場なし

昨シーズン大怪我をして、6月の天皇杯京都戦で復帰。
しかし、途中出場でピッチに入った直後にまた負傷してしまい、これでまたシーズンを棒に振ってしまった。
何とかもう一度ピッチに帰ってきて欲しい。

16 末木 裕也 1997/5/16 177/76 山梨

34試合(29) 2624分 2得点

シーズンを通してスタメンで出る機会も多く、充実のシーズンに。
アシスト5はチーム2位。
来季はさらに存在感を増して欲しい。

17 坪川 潤之 1997/5/15 178/72 北海道

22試合(19) 1,520分 2得点

シーズン前半の好調には大きく貢献。
末木とのコンビは良かった。
8月以降、スタメンの機会が激減し、メンバーから外れることも多くなった。
契約は更新し、再びレギュラーを争うシーズンになる。

18 川西 翔太 1988/10/28 177/73 奈良

2試合(2) 101分

開幕2試合にスタメン出場したものの、以降は出場なし。
怪我もあったようなことも見たが、7月には讃岐にレンタル移籍。
シーズン後には完全移籍することも発表された。
移籍してくる前は得点王だった選手。
うまくフィットさせられなかったことが残念だ。

20 大山 武蔵 1998/9/11 167/63 北海道

22試合(19) 1,714分

調子を落としたのか、負傷があったのか、夏場に出場がなくなり、それに合わせてチームも調子を落としてしまった。
彼が戻った10月以降、チームがまたある程度調子を戻したことを考えると、彼がコンディションを保ち、出場し続けることがチームに良い影響を与えそうだ。

22 椎名 伸志 1991/10/15 166/60 北海道

25試合(11) 908分 2得点

開幕直後はスタメンで、以降はほとんどサブが続き、メンバー外のことも。
チームが調子を落としていた9月からスタメンに入り、4連敗で止めるFC大阪戦の2ゴールは見事。
チームの支柱としてまだまだ必要な選手。

25 安光 将作 1999/11/2 179/74 アメリカ

34試合(29) 2,545分

左サイドバックとして開幕からスタメンを確保し、29試合にスタメン出場。
守備面に不安があり、早々にイエローカードをもらうこともあった。
我慢強く使ってもらえて、シーズン終盤は攻撃の組み立てにも参加し、アシストもできるように。
来年はゴールも期待したい。

28 柴田 壮介 2001/5/26 168/64 神奈川

10試合(4) 401分
湘南からの育成型期限付き移籍で2年目だったが、出場は昨年とそんなに変わらず、あまり増えなかった。
今年は石﨑監督のいる八戸へ。
石﨑監督の元でもそんなに使われていた印象はないが、力を発揮できるだろうか。

30 アルトゥール シルバ 1995/4/26 180/80 ブラジル

30試合(18) 1,731分 9得点

レンタル2年目の今年は、開幕直後の4試合連続ゴールと10月の愛媛戦のハットトリックで大活躍。
得点の間隔は空いたが、その間も中盤では存在感を見せていた。
契約満了となり、ブラジルに帰るのかと思ったが、J3に落ちてきた大宮に移籍ということでこれはやっかいなことになった。

32 伊藤 拓巳 2000/7/29 169/65 千葉

18試合(10) 869分 3得点

大卒で加入したルーキー。
夏場にチームが不調の時に練習を見て、もう少しで伊藤はブレイクするのになと思っていた。
実際に10月からはスタメンをつかみ、ホーム岐阜戦でついに初ゴール。
マテウスとともに完全にチームの攻撃の中心になった。
今年も中心として活躍してもらいたい。

33 高橋 馨希 2001/6/16 175/70 神奈川

6試合(3) 267分 1得点

特別指定で夏から出場したが、最初からプレーのレベルが違っていた。
J3のチームに来てくれて本当にありがたいレベル。
間違いなく今年のキーマンになるだろう。

47 野口 竜彦 1997/11/20 175/72 大阪

9試合(6) 592分

夏に岡山からレンタルで加入。
チームデビューがアウェイの松本山雅戦で、出場していいプレーを見せ、サポーターをあおってもっと応援を求めるなど、気持ちも熱い。
前へ前へというプレーは個人的に大好きな選手で、カウンターでもしっかり前に走ってゴール前に詰めてくれるし、いい選手だったと思う。
契約満了は残念。

FW

8 松岡 大智 1999/1/23 171/63 富山

37試合(27) 2,552分 3得点

昨年、後半にレギュラーをつかみ、今年はシーズンを通して出場。
シーズン序盤はアシストを連発して調子が良かったが、夏場にはなかなか結果が出ず、スタメンを外れることもあった。
10月の鳥取戦で初ゴールをあげ、以降3ゴール。
今年は得点もアシストも2桁を期待。

9 大野 耀平 1994/12/6 184/76 東京

29試合(11) 1,145分 5得点

シーズン序盤はメンバーからも外れ、なかなか得点も奪えなかった。
6月の天皇杯、古巣京都戦で活躍し、リーグ戦では7月のアウェイ愛媛戦で初ゴール。
以降、8月の松本山雅戦まで6試合で5ゴールという活躍を見せた。
しかし、以降は得点をあげられず、スタメンからもハズレ、昇格を争うラスト2試合はメンバーからも外れた。
契約満了となり、どこに行くか注目されたが、川西がいる讃岐に行くことに。
今年の讃岐は脅威だ。

10 マテウス レイリア 1995/1/22 179/69 ブラジル

22試合(15) 1,298分 6得点

今年も前半戦はなかなかいい働きができず、初ゴールは9月の相模原戦。
10月のホーム愛媛戦で久しぶりのスタメンとなった愛媛戦からワントップとしての新境地を見せ、10月以降、5ゴール。
今年はシーズン通して活躍して欲しい。

27 吉平 翼 1998/1/5 172/70 大分

29試合(21) 1,872分 7得点

マテウスとは逆にシーズン序盤に好調な印象がある吉平。
今年は6ゴールを6月までに決めたが、8月末に負傷し、9月、10月は欠場することになった。
11月から復帰し、宮崎戦の意地のゴールが印象に残っている。
ライバルは多いが、ぜひ2桁ゴールを目指して欲しい。

39 高橋 駿太 1989/2/9 173/68 富山

37試合(22) 2,050分 8得点

昨年で現役引退することになったが、シーズン8得点はカターレに来てからの最多ゴールになった。
前半戦は好調で6月までに7ゴール。
引退発表後はスタメンにも復帰し、昇格を目指すチームに勢いを与えた。

41 碓井 聖生 2001/7/20 183/75 富山

4試合(0) 49分

特別指定で夏に出場。
初出場の試合でシュートできずにチャンスを逃したこともあり、まだプロとの差を感じた。
最終戦終盤にあわやというヘディングシュートを放ち、成長を見せてくれた。
今年は背番号9を背負い、本人は得点王を狙うと言っている。
背番号にふさわしい活躍ができるか注目が集まる。

以上、2週にわたって昨年の実績について振り返った。

もうすぐシーズンの日程も発表されるので、昨年の振り返りはここまでで、これからは新シーズンに向けて考えていきたい。

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?