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勝利しかないラスト4 高い壁に挑む 日曜日はアウェイロアッソ熊本戦

前節の岐阜戦も敗れて3連敗。
残り4試合。
全勝なら何とか可能性があるかもという状態まで追い込まれた。

そんな状況で迎えるのは、首位の熊本で、以降も2位の宮崎、3位の岩手と続く。
今節の熊本戦に敗れるともう可能性自体がほとんどなくなるという状態になってしまう。
何とかアウェイではあるが、熊本を倒したい。

しかし、対する熊本は現在首位なだけでなく、2009年以来白星がない。
2015年〜2018年は対戦がなかったが、対戦成績はカターレから見て、2勝6分10敗と圧倒的に分が悪い。
過去の経験からすると、どんなに調子がいい時に当たっても、必ず引き分けには持ち込まれてしまう。
それほどに相性は悪い。

カターレも調子が悪いが、熊本もここ3試合無得点と攻撃の調子がそれほど良くない。
ただそれでも、リーグ最少の、他のチームと比べて圧倒的に少ない失点数で、この3試合も2引き分けで勝ち点は稼いでいる。
黒木、酒井、菅田の3バックはほぼ不動でアンカーの河原も含め、守備は固い。
攻撃でも高橋を中心に杉山、ターレスと多彩で、ここに来て台頭して来た竹本もいる。
どこからでも得点が取れる印象だ。
あまり穴は見つからない。

そこで、カターレ富山はどうするか。
前節、少しメンバーを変えたがあまり効果は出なかった。
攻撃がここ2試合無得点で、流れの中から得点の気配がない。
相手に研究されているのもあるし、末木が務めるアンカーの位置が狙われているようにも感じる。
メンバーについては、大野は結果が出なかったもののやはりスタメン向きの選手なので、もう一度マテウスとのコンビネーションを高めてほしい。
また出場選手の特徴を活かす戦術になっているのかも気になる。

あまり良い材料はないが、この状況は去年の秋田戦を迎えた状況に似ている。
その試合の前節に優勝を決めていた相手ではあるが、なかなか勝てていなかった秋田に勝利。
これをベースに連勝して行ったが、結局去年は熊本に敗れて敗戦。
今年も終盤戦で長年勝てていない相性の悪い首位チームとの対戦なので、その点だけは去年の再現と行ってほしいところ。

メンバーがどうなるかは、前節のメンバーはそれほど悪くはなかったようには思うが、椎名はスタメンで見たいなと思う。
彼がキッカーとしていないと、セットプレー時の期待値が全然違う。

いろんな思いがある。
とにかく勝つしかない。
相性がどうとか関係なく、まだまだ夢を見たい。
もう、それだけ。
頼みます。

カターレ通信2021
番記者赤壁さんのプレビューです。

Jリーグ公式のプレビュー記事です。

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