高いモチベーションのチームを相手に 日曜はガイナーレ鳥取戦
前節で首位に立ったカターレ富山。
週の途中でグルージャが日程を消化し、敗れたことから、試合数も同じになってその上で首位ということになった。
そして今節、土曜日に先に試合があった熊本が勝利したことから、一旦首位を明け渡した形になっている。
数字だけを言えば、引き分けでも得失点差で熊本を上回り、首位には立てる。
だが、その場合は、岐阜が勝利した場合に順位を逆転される可能性がある(岐阜と同じ勝ち点の宮崎は試合がない)ので、勝利しておきたいところ。
スタメンは、天皇杯で活躍した選手が多いので、個人的には悩ましいところだ。
鈴木は良かったが、かといって今年の戸根や今瀬、柳下のパフォーマンスを考えると怪我でもない限り代えることは考えにくい。
中盤も戸高や末木が活躍したが、戸高のポジションは前回のリーグ戦でゴールした安藤だし、アンカーのポジションはやはり姫野だ。
姫野を2列目に起用するのもオプションとしてはありだが、やはりファーストチョイスはアンカーということになる。
監督が練習の様子を見て決めることだからそこは当日の楽しみに取っておきたい。
対する鳥取は、今年開幕から2勝1分4敗と不調であり、早くも監督交代に踏み切った。
新監督は琉球をJ2昇格させ、その後、鹿児島で指揮を取っていた金鍾成監督だ。
サッカーでは監督交代直後のチームはモチベーションが高く、それまでの成績は参考にならない。
思えば、今年は讃岐も監督が替わったが、その時も監督が更迭された直後の試合にカターレが当たった。
その時は苦戦はしたが、何とか勝利した。
去年、鳥取には連敗したが、それまでの対戦では元々相性は良かった。
実力はあるチームなだけに、調子が上がってくる前に叩いておきたい。
勝って首位キープと行きたい。
カターレ通信2021
番記者赤壁さんのプレビューです。