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後半戦に向けてきっかけとなる試合に 火曜日はホームFC岐阜戦

セレッソに思わぬ形で敗れ、行き詰まり感が出てきているカターレ富山。
しかし、試合はすぐにやってくる。
対戦相手は、6年ぶりの対戦となるFC岐阜だ。

過去の対戦成績は5勝4分4敗。
全てはJ2時代の対戦だが、対戦成績は拮抗している。
カターレとしてはJ2時代でも相性が悪くないチームの一つだ。

とにかく前節はうまくいかなかった。
早く先制したのは良かったが、それ以降は、ここ数試合と同じように攻められるシーンも多かった。
本来の目指しているサッカーであれば、ボールを保持して圧倒する形で、相手のメンバーからしてもそれができるはずだったが、できなかった。
完全にチームには迷いと狂いが生じている。

思えば、去年も前半はボールは保持できるが、なかなか波に乗れなかったところ。
大谷という救世主が現れて、一気にチームは上昇気流に乗った。

今のチーム状態からして、そんな選手が現れない限り、チームが好転するのは難しいようにも思える。
成績自体は現時点で去年とそんなに変わらないようだが、去年だって後半巻き返しても追いつけなかったのは前半の取りこぼしが多かったせいだ。
去年と変わらないことはそれほど楽観材料にはならない。

だが、去年と違うことは、今年は試合に絡んでいる選手にいろんな選手がいる。
まだ本来の力が発揮できていないといえば、武ではなかろうか。
去年福島で15得点をあげた得点力は、まだ発揮されているとはいいがたい。
途中出場が多く、出場時間が短いことも影響しているように思う。
個人的には花井をもう一度ボランチに戻し、その位置に武(または椎名)を入れるのがいいのではないかと考える。

また、松原もまだ怪我もあってほとんど出場機会を得られていない。
彼の武器であるロングスローはまだ今年見られていない。
これまでロングスローが武器になったことがないカターレで、歴史を作って欲しい。

また、もう一人、途中加入の滝もいる。
相当な期待感のある選手だが、どこまで戦えるのか。
前節はメンバーから外れていたが、この試合は思い切った抜擢があるのかどうか。
きになるところだ。

FC岐阜はゼムノビッチ監督が休養に入り、仲田コーチが代役として指揮をとるという。
こういう時はチームに化学反応が起きて、別のチームに変わることはよくある。
元々実力のあるチームならなおさらだ。
タイミングの悪い時に当たることになってしまったが、こればかりはどうしようもない。

4連休の最後に迎えるこの試合。
消化試合が双方とも1試合少なく、隠れ5位と隠れ6位との対戦になる。
さすがにこの試合は落とせない。
落とすと、2位熊本とも実質10以上離れてしまう可能性がある。
モチベーションも下がってしまうだろう。

岐阜戦が終わると2回り目の対戦がスタートする。
重要な節目の試合であり、シーズンが終わった時に、この試合が転機だったと思える試合にしてほしい。

デジタルマッチデープログラム配信!
会場での配布はありません。

カターレ通信2020
番記者赤壁さんのプレビューです。

J's GOALプレビュー記事
椎名が取り上げられています。

今日は最後に、
「#カターレ富山の本気 フォトコンテスト」優秀賞に選ばれました!
選ばれることなどないと思って投稿していた私のインスタグラムの写真が優秀作品に選ばれました。

それも椎名選手による選出。
これは嬉しかった。心から感謝します。


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