見出し画像

【カターレ富山】調子は上がらず4連敗 アウェイ カマタマーレ讃岐 戦 2023 J3リーグ第26節(2023/9/10(日))

3連敗で迎えたアウェイ讃岐戦。
8連勝中の相手でこれをきっかけに連敗から抜け出したい。


1 ハイライト

試合のスタッツ

2 スタメン

スタメンは7人代わった。
大畑、神山、今瀬、大野、坪川、安光、柴田がスタメンから外れ、脇本、松岡、下堂、末木、鍋田、林堂、伊藤がスタメンに。
大畑、神山、坪川、柴田、前節サブのアルトゥールシルバがメンバーからも外れた。
並びはゴールキーパーが田川。ディフェンスラインは4バック右から神山、林堂、下堂、野口。
ボランチに脇本と末木、2列目は右に椎名、左が伊藤、ツートップが高橋駿太と椎名。
サブには碓井、佐々木陽次が入った。

讃岐は契約で出場できない川西に代わり後藤が入った。

3 讃岐ペースだったが何とかスコアレス

序盤は富山も攻撃ができていたが、5分過ぎから徐々に讃岐ペースに。
攻撃は最初は松岡がFWの位置に入っていたが、途中から椎名がFWに、松岡はいつもの右サイドハーフに。

富山は攻撃が形にならない。
なかなかセカンドボールも拾えないし、中盤から組み立てるわけでもない。
ロングボールを前線に入れるが、前線に高さがないため、なかなか競り勝てない。
ボールを持ててもなかなか前に運べない。
中盤でボールを持っても、またディフェンスラインに下げての繰り返し。

34分、野口の突破からようやくコーナーキックを得る。
末木のコーナーキックはクリアされる。
その流れから林堂がミドルシュートするが、右に外れる。
前半では唯一のチャンスだったか。

38分、松岡から鍋田に出してクロスを上げるが、ゴール前の選手には合わず。
ずっと攻められていたが、30分を過ぎてから少しマシになってきた。
だが、38分、39分と連続して讃岐にシュートを浴びる。

富山はビルドアップしようとするが、またディフェンスラインに返して、という展開が続く。

結局大きな見せ場がないまま、前半は終了。
失点しなかった点だけが良かったという前半だった。

4 フリーキックを決められる

後半開始から富山は椎名に代わって大野を入れる。
しかし、まずチャンスをつかんだのは讃岐。
富山のペナルティーエリアぎりぎりのところで讃岐の選手を倒してフリーキック。
それを讃岐の江口に決められた。
フリーキックの壁の外側から巻いて本当にぎりぎりを狙われたもので、正直、あそこまでうまく決められるとどうしようもない。
連敗中で相手のゴールはうまく決まってしまうという悪い流れの時の典型だ。
決められたのが江口というのも悔しかった。

1点先制され、点を取るしかない富山。
だが、その後も讃岐の攻勢が続く。
短時間にコーナーキックが3本。

71分、左サイドを野口が突破し、中へクロス。脇本がシュートしようとするが相手に防がれ、こぼれ球を伊藤が狙うがシュートできず。
その流れで得たコーナーキックもシュートには至らず。

73分、富山は伊藤に代わって安光、高橋駿太に代わってマテウス。
富山はボールを持ってもなかなか前に運べない。
81分、コーナーキックを獲得するが、シュートに至らず。
そのプレーの後の81分、末木に代えて佐々木陽次、脇本に代えて薄い。

83分、讃岐のフリーキックはゴール前の宗近に合わせるが、下堂がクリア。
その後のコーナーキックも危なかったが、シュートは何とか右に外れる。
87分、富山がコーナーキックを得るが、シュートまでは至らず。
90分近くなって、讃岐も敵陣でのボールキープに来る。
富山はなかなかチャンスを作れない。
結局試合はそのまま終了し、0−1で敗れ、これで4連敗となった。

5 内容的にも完敗

下位チーム相手に4連敗。
正直勝ち点獲得を予定していた相手だっただけに余計に痛い。
この4試合で勝ち点10くらいは考えていたが。

内容も良くなるどころか悪くなるばかりだ。
この日は選手のコンディションも良くなさそうだった。
活力が感じられなかった。

チーム状況が良くないことは予想される。
それでも、もういい加減、調子を上向きにしていかないと昇格争いから置いて行かれてしまう。

正直、この成績で昇格争いができているのは奇跡的だ。
これは幸運でもある。
ライバルは多いが4連敗してなお昇格圏との勝ち点差は2だ。
まだ挽回は可能。

よく言われているが、成績が良かった頃のサッカーを取り戻せるように。
とにかくきっかけをつかみたい。

6 出場メンバーについて一言

MVP
 なし

SVP(さば的視点MVP)
 なし

スタメン
GK 21 田川 知樹
 あのフリーキックはどうしようもない
DF 47 野口 竜彦
 左サイドで奮闘
DF 14 下堂 竜聖
 高さで相手を封じたが攻撃にもつなげたかった
DF 23 林堂 眞
 パスミスが目立った
DF 26 鍋田 純志
 攻撃にも絡んでいた
MF 16 末木 裕也
 特徴の前線へのパスをもっと出したい
MF 2 脇本 晃成
 いまだに能力をうまく発揮できていないように感じる
MF 32 伊藤 拓巳
 初スタメンだったが、彼を活かすボールが入らなかった
MF 22 椎名 伸志
 試合開始直後は右サイド、以降はFWでプレーしたが、効果的なプレーはできず
FW 8 松岡 大智
 クロスなりシュートなりもっと思い切って挑んで行って欲しい
FW 39 高橋 駿太
 ロングボールが多い中で競り勝つ場面もあったが彼を活かす戦術ではなかった

サブメンバー
MF 6 碓井 鉄平
 終盤に登場し、特徴は見せたが時間が足りない
MF 7 佐々木 陽次
 終盤に登場したものの目立った活躍はなし
MF 25 安光 将作
 ボール離れが悪いように感じる
FW 9 大野 耀平
 後半開始から登場もシュートを打てず
FW 10 マテウス レイリア
 登場で攻撃は少し活性化された

7 選手の出場状況

1 GK 柴崎 17試合連続サブ
2 DF 脇本 9試合ぶりスタメン
3 DF 大畑 メンバー外
4 DF 神山 メンバー外
5 DF 今瀬 7試合ぶりサブ
6 MF 碓井 3試合ぶりメンバー入りから途中出場
7 MF 佐々木陽次 3試合ぶりメンバー入りから途中出場
8 FW 松岡 2試合ぶりスタメンでフル出場
9 FW 大野 11試合ぶりサブから途中出場
10 FW マテウス 2試合連続途中出場
13 MF 安藤 メンバー外
14 DF 下堂 19試合ぶりスタメンでフル出場
15 MF ガブリエル エンリケ メンバー外
16 MF 末木 6試合ぶりスタメン
17 MF 坪川 メンバー外
19 DF 柳下 メンバー外
20 MF 大山 メンバー外
21 GK 田川 15試合連続スタメンフル出場
22 MF 椎名 2試合連続スタメン
23 DF 林堂 3試合ぶりスタメンでフル出場
25 MF 安光 15試合ぶりサブから途中出場
26 MF 鍋田 15試合ぶりスタメンでフル出場
27 FW 吉平 メンバー外
28 MF 柴田 メンバー外
30 MF アルトゥール・シルバ メンバー外
31 GK 齋藤 メンバー外
32 MF 伊藤 初スタメン
33 MF 髙橋馨希 メンバー外
39 FW 高橋駿太 3試合連続スタメン
41 FW 碓井聖生 メンバー外
42 GK 平尾 メンバー外
47 MF 野口 4試合連続スタメンで3試合連続フル出場

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?