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攻撃は活性化したが引き分け カターレ富山 対 ヴァンラーレ八戸

ホーム3連戦の2戦目。

スタメンは、ゴールキーパー以外全員を入れ替えるというメンバーで来た。
GK岡、DF戸根、碓井、MF佐々木陽次、花井、ルーカス、馬渡、田中佑昌、池高、FW武、大野。サブはGK田中勘太、DF林堂、MF滝、稲葉、戸高、FW松澤、平松。
何と言っても突然の佐々木陽次の復帰に驚いた。

試合は相手の八戸も6連敗中ということで調子は良くなく、前半からお互いにシュートを打ち合うという形に。
カターレはチャンスを作ることができ、八戸はカターレのミスからチャンスを作るという形が多かった。
前半はスコアレスで終了。シュート数はお互いに10本を超えるチャンスの多い試合になっている。
後半開始にあたって、前半ミスの目立ったルーカスが林堂と交代した。

後半開始後もカターレはチャンスを作れていた。
そして得点が生まれる。
花井のボール奪取から左サイドの田中につなぎ、田中がすぐにクロス。
これに武がヘディングで合わせて1点を先制した。

その後もカターレのチャンスは多かった。
だが、これをなかなか決められずにいると相手にPKを与えてしまう。
上形に決められて同点に。

試合はその後、ほぼカターレの展開で、それこそ何度も何度もチャンスを作るが、シュートが決まらない。
アディショナルタイムに入ってから相手GKと武が接触し、双方が出血したため、試合が止まる。
その後、武が粘ってコーナーキックを獲得したが、そのチャンスも決まらず。
更にラストプレーで右からの滝のクロスに最終的に大野が合わせたが、力なくシュートは決まらず、結局は引き分けとなった。

久しぶりに登場した佐々木陽次が彼らしい動きでいろんなところに顔を出し、ボランチと前線とをうまくつないでくれていた。
試合全体でシュート28本というのは彼の力も大きいだろう。
前半の初めの頃に、彼が打ったシュートは大きくふかしてしまったように思えたが、それでコーナーキックを獲得し、そこから流れが来たような気もする。

ただシュートが多かったにもかかわらず、得点が1点のみだったのは、昨年から続く課題。
得点につながったシーンは田中のシンプルなクロスに武が合わせたもので、ゴール前でパスをつないでつないで、とするよりもシンプルな攻撃でシュートを打つ方が決まりやすいと言うことではなかろうか。
思えば最近の試合で決まったシーンを見てみても、柳下のクロスに平松が合わせたものなど、シンプルな方が決まりやすい気がする。
パスを回しているうちに相手のディフェンスが整ってしまうよりも、早いうちにシュートに持ち込んだ方が良さそうだ。

お互い、チームの調子があまり良くない中での対戦となり、試合内容もそれを象徴するようになかなかシュートが決まらない展開になったが、単純に面白い試合にはなった気がする。
お互いの調子が良ければもうワンランクレベルの高い更に面白い試合になっていただろう。

たった一人の八戸サポーター。

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(選手の動向)
1 GK 岡 2試合連続スタメンフル出場
2 DF 松原 ベンチ外
3 DF 川崎 ベンチ外
4 DF 戸根 2試合ぶりスタメンでフル出場
5 DF 今瀬 ベンチ外
6 MF 碓井 7試合ぶりスタメンでフル出場
7 MF 佐々木陽次 18試合ぶりスタメン
8 FW 高橋 ベンチ外
9 FW 武 5試合ぶりスタメンでフル出場
10 MF 花井 2試合ぶりスタメン
11 FW 大谷 ベンチ外
13 MF 佐々木一輝 ベンチ外
14 FW 大野 2試合ぶりスタメンでフル出場
15 MF ルーカス・ダウベルマン 15試合ぶりスタメン
16 MF 末木 ベンチ外
17 MF 稲葉 8試合ぶりサブから途中出場
18 FW 松澤 14試合ぶりサブから途中出場
19 DF 柳下 ベンチ外
20 FW 宮城 4試合連続スタメン
21 GK 田中勘太 サブは12試合ぶり
22 MF 椎名 ベンチ外
23 DF 林堂 5試合ぶりサブ
24 MF 滝 4試合連続サブから途中出場
25 MF 松本 ベンチ外
26 MF 馬渡 今季初スタメン
27 MF 田中佑昌 7試合ぶりスタメンでフル出場
31 GK 齋藤 ベンチ外
32 MF 戸高 5試合連続サブから途中出場
33 MF 池高 4試合ぶりスタメン
37 FW 平松 2試合ぶりサブ
38 FW 玄 ベンチ外
39 FW 里見 ベンチ外
40 MF 向川 ベンチ外
41 MF 益田 ベンチ外
42 MF 橋場 ベンチ外

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