僕がエンジニアになったきっかけ
こんにちは。saba_canです。
普段はバックエンド / フロントエンドを中心にWebアプリケーションの開発を行なっています。
「エンジニアと人生」というコミュニティのAdventCalendarの4日目として本記事を書かせていただいています。
「エンジニアと人生」というテーマだと自分の人生の中でWebアプリケーションのエンジニアになったことは1つの大きな転機だったなと思うので、「エンジニアを目指したきっかけ」について振り返ります。
僕は26歳の時にまったくエンジニアではない職種から未経験でエンジニアに転職しました。
今だと情報やスクールも充実していて、結構そのようなキャリアパスも確立されていますが、自分がエンジニアになった当時は情報が少なくドキドキしながら転職準備をしていたのを覚えています。
この転職のタイミングで地元の名古屋から東京へ引っ越しもしたので、うまくやっていけなかった場合生活できるのだろうかという不安もありました。
そんな中でも、自分がこれまでやってこれたのは
・自分でサービス/商品を作りたい
・企業に左右されずに自分の努力である程度人生をコントロールしたい
という思いがあったからです。
このあたりの思いはもともと少しはあったのですが、最初の会社での経験によってかなり強いものになりました。
大学卒業後に就職した会社は製品マニュアルの制作 / 翻訳を行なっていました。
制作職として採用されたので、マニュアルの翻訳の手配を行なったり、複合機の英文のマニュアルを作成していました。
給与は安かったものの、先輩方も優しくそれなりに充実していました。
しかし、製品マニュアルも僕が入社してから紙からWebの流れが進み、お客様からのコストカットの要求も強くなっていました。
製品マニュアルというもの自体が製品全体からすると付属品扱いで、マニュアル自体が価値を提供するものではないので仕方ないのですが、自分が制作に携わっているものがコストカットされてしまうのはなかなか辛いものがありました。
その辺りの経験もあって、「自分で価値あるサービス/商品を作りたい」という思いが強くなっていきました。
「企業に左右されずに自分の努力である程度人生をコントロールした」という思いは5年上の先輩の給与を聞いた時です。
その先輩は周りからも頼りにされていて、リーダーのような役割をしていて大変そうだったのですが、給与が自分と2万円程度しか違っていませんでした。
会社全体がそこまで業績が良くはなかったので仕方がないのですが、将来的な転職などを考えたときにこのまま製品マニュアルの制作というキャリアでは僕は将来的に明るい未来が描けませんでした。
給与は会社の方針や業績に依存するので、そこにある程度コントローラービリティを持つためには転職がしやすいスキルであるかが大事だなと思い、アプリケーションエンジニアになろうと決意しました。
転職活動の結果、当時未経験でもポテンシャルで採用をしていたワークスアプリケーションズに入社することでエンジニアとしてキャリアを築くことができました。
エンジニアになった今、自分が望んだ人生をある程度歩めているのはあの時Webアプリケーションのエンジニアになる選択をしたおかげだなと思っています。
もう6-7年もエンジニアをしていると初心を忘れてかけていたので、今回振り返るいい機会になりました。
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
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