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ワーク&ライフバランスと文武両道

保活の箸休めに、書いてみる。笑

ワーク&ライフバランス

ワーク&ライフインテグレーション
ワークasライフ…

色んな言葉で表現されるが、
学生時代に言われてきた文武両道みたいなものだとしよう。

もし、そうだとしたら、
部活勉強のバランスを、
大人は大抵皆、経験してきた。
そう、原体験がある。

帰宅部ガリ勉もよし。
部活に打ち込むもよし。
そこそこ両方やるもよし。
落ちて浪人するもよし。

そのバランスの結果も様々。
部活に打ち込み推薦をもらえる人もいれば、
引退した後、勉強したら偏差値が一気に上がった人もいる。
もちろん、そこには、偏差値を下げて受験するしかなかった人もいる。

ガリ勉して、そのまま逃げ切り合格する人もいれば、最後の追い込みで部活組に負けて、偏差値が下がっていく人もいる。

浪人したのに、たいして偏差値が上がらなかった人もいるだろう。

はたまた、部活も勉強も両方完璧だった器用な人も中にはいるかも知れない。

色んな高校生活があり、
大学受験という合格と不合格を分けるシステムに振り分けられたあの日々。
それらを受け止めて大人になってきた。

受験という定点だけで考えれば、
合格すれば正解で、
不合格だったら不正解、
と言ってもいいのかもしれない。

でも、長い人生で受験という通過点を振り返ってみれば、
合格しようが、
不合格だろうが、
その前後にどんなドラマやプロセスがあったかで人生の意味合いや解釈が全然変わってくる。

だから、
100%勉強にフルコミットする生活がいいわけでもなく、
100%部活にフルコミットする生活がいいわけでもなく、
50%勉強、50%部活する生活がいいわけでもなく、
本人が腹の底から納得した過ごし方をすること。
そこに自分らしい目的があること。

それが大事なんだと思う。

社会人には受験みたいなわかりやすい指標はもうないが、共通していえることもあると思う。

1日24時間あって、
その何%を何に使うのか。
そんな時間管理しても意味はないし、
結局、自己満足で、
「こんな感じで過ごしていい感じだー」と思えていれば、それが何%でもいいんだと思う。
もともと%で測る事ができるもんでもないんだし、後から振り返って満足したけりゃ、その瞬間瞬間を満足して過ごしてなきゃダメでしょ。
(ごく稀に、超最悪な日々が後になって笑える日になることもあるけど)

私の原体験

私は中高一貫校でガリ勉だった。
部活がないような田舎の高校で、
とりあえず東京を憧れて勉強した。
あえていうなら、勉強100%、部活0%という生活だ。

正直、受験は大成功したわけではない。

でも、あんなに死ぬほど勉強した自分の高校生活は、最高だった。
腹の底から納得している。

ただ、とりあえずいい大学に入れば間違えない、という世間体にのっかり、自分らしい目的がなかったことは受験の敗因であり、探す努力すらしなかった事は人生で後悔すべき事だと思って反省している。

結局、私は、国立大学も合格したが、
東京ではなかった為、
国立を蹴って東京の私立大学に進学している。

大学受験が大成功したといえない所以だ。

何のために勉強しているのか

その答えが東京に行く為、では神様は振り向いてくれない。

勉強しなくても東京には行けるのだ。
東京の大学でなきゃいけない理由や目的がいるのだ。

では、どうすれば、自分らしい目的が持てたのか?

わからないけれど、もっと部活や趣味など、勉強以外の事にも打ち込んで、自分を解放させたり、リフレッシュさせたり、色んな価値観の人と対話して、将来の夢を大きく描く機会を持っておけば良かったと思っている。

好きな科目もなかった私は、
別に好きで勉強していたわけでもなく、
それ以外にやることもなく、
今の窮屈な場所を脱出する為だけに勉強していた。

私のワーク&ライフバランスは?

だから、私はワークとライフ(ここでは家事育児)のバランスにはこだわっていない。

こだわりたいのは、高校時代の教訓を活かし、
腹の底から納得した過ごし方をする事。
自分らしい目的を持つ事。
バランスうんぬんより、こっちの方が断然大事。
バランスは、結果論でしかないのだ。

おまけ

ちょっと想像して気が付いたのだが、
世の中の男性受験原体験はどうだろう?

もしもガリ勉タイプで受験を成功させてきた場合、何かと何かのバランスをとった原体験が全くない。

お母さんが勉強できる環境を作ってくれて、
毎日ガリガリ勉強ばかり。

本人にとって納得した過ごし方で、
その人なりの目的があったとしても、
そのまま大人になって、
いつしか結婚して、
子どももできて、
その原体験を軸にワーク&ライフを送ろうとすると…


妻に仕事ができる環境を作ってもらい、
毎日ガツガツ仕事ばかり、
とならないだろうか?

研究者タイプの夫を献身的に支えたい専業主婦タイプがマッチングすると何の問題も起きないだろうが、そうでもない場合、結構大変だ。。。

家族と歩む人生の目的。
仕事の目的。
育児の目的。

ひとりではなく、
パートナーと生きると決めた意味。

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