英会話教室のワナ〜大人編〜英語を喋れるようになりたい人が普通のスクールに通う際に、意識して行動した方がいいのに、そこの受付の人は絶対に教えてくれない3つの事 その①

この記事は特にこんな方達のお役に立てると思います 

■英会話スクールにすでに通っている(グループではなく個人レッスンで)けど、なんだかパッとしない人

■英語を喋れるようになりたくて、これから英会話スクールに通おうと検討中の人

■英語を喋れるようになる為に必要な思考の感覚を掴みたい人

※英会話スクールに通っていて,ご自分なりに満足している方は読まない方がいいかも知れません!

英会話教室にただ通っても喋れるようにならないのは、そもそもそういう風にデザインされていないから

ふつうの英会話スクールにただなんとなく通って

•《それなりに上達する人》は12人にひとり位

•全く、もしくはあまり喋れない状態から始めて、「どこかに留学とかしてたんですか?」と、訊かれるレベルまでいける人は、多分300人にひとり位なんじゃないかな(つまり、かなり珍しい)※あくまでも私の肌感覚です

私は普段、大手英会話スクール某校舎のマネージャーをしています(プロフィールページ参照)質が良くシンプルなオフィスカジュアルに身を包んで、かしこまり過ぎず、割とフレンドリーな接客で。

週に200人以上の2歳〜75歳の生徒さんをお相手に。

そしてもちろん、新規生徒の獲得(体験レッスンをして、入会に結びつける)も大事な仕事のひとつですが、

※少し前に入会率2位(約200校中)で表彰される ここについては、また別の機会に書きます。


今日は、その立場の時には言えない、だけど確信を持っている、英会話スクールのからくりについて、

普段から思っている事をまとめてみようと思います。


これまで計6年程現場で様々な生徒さん、講師を見てきた経験から、

英語を喋れるようになりたい人が、普通のスクールに通う際に、意識して行動した方がいいのにそのスクールの受付の人は絶対に教えてくれない3つの事

という視点で書いてみようと思います。今回の記事ではその① 受身でなく、きちんと意識して生徒側が講師を選ぶこと&レッスンを受ける姿勢について。これを行動に移すことで、かなりの差が出るはずです。

そもそも英会話スクールの受付にはアルバイトの人も多いので、そこまで深掘りして考えているスタッフが少ないというのも事実だと思いますが、商売的な視点からは、私も、結構仲良くなった生徒さん(その方が辞めてから、飲みに行ったりしても尚)にさえも絶対に言わない事です。



①大手のスクールでは、講師の質はピンキリ! でもできるスタッフはそれを上手く、巧みなセールストークで、新人やあまり上手でない講師につく方にも、不満の声を挙げさせずに案内ができる(できるスタッフというのは、少ないのですが。。)

これについての生徒側の対策

□受付の人の主観、と取れる言葉(ベテランのいい講師ですよ、とっても人気があるんです、新人なのに教えるのが上手って評判で、等)には惑わされず、質問をするなら事実を聞き出すような聞き方をする(例えば、、ティーチング歴/長い=良い講師とは限らないが私ならド新人は避けたい、それぞれの講師の特徴、その講師の得意分野 等)

□「全然喋れないから、上手く引き出してくれる先生がいいなと思うのです。折角始めるので出来る限り頑張りたい」等具体的に言って、受付の様子を伺う&真剣さをみせておく事でいい意味で気にかけてもらう生徒になる/この生徒さんは誰に当たっても大丈夫、というポジションに位置付けられるのは避ける(このアピールが上手くいけば最低限、明らかに良くない講師に当たることは避けられるはずです)

★精神論もついでに言うと、やはりスタッフも人間!何にでも言える事ですが、真剣な人には相手も真剣になってくれます

同じ金額を払うなら、それに見合う、きちんとやってくれる講師に当たれる生徒になりましょう。
気づいたら自分の話にすり替えて、得意げに、たいして面白くもない話をしてくる講師に当たってしまったら、あまり相槌を打たないようにして(ここは流されずに!)さらに今日はこういう事の練習がしたい、等 自らリクエストを出してみたりして流れを変える、もしくは どれくらいの時間、その講師が関係のない事を喋っていたかをメモしておいて、レッスン後に受付に相談する(この際具体的に事実を伝えるのがベスト)                    ↓                                 私は以前こういうケースで、こちら(受付側)にも講師がそんな風だという自覚があったため、そのレッスン1回分を後日もう一度取っていただいた事があります。(要するに生徒さん側からするとその微妙だったレッスンはタダになったということ)


下記のお気持ちがある場合のみ、そのまま聴き続けても価値があるかなと思いますが、ただなんとなく世間話や講師の持論などを聞くのに貴重なレッスン時間を使うのは(喋れるようになりたいのならば)やめましょう!

・講師の話が面白くてもっと聞きたい

・外国人が話している事が聴き取れて嬉しいからその感覚に浸っていたい

・気持ち良さそうに話す講師の聞き役をしてあげることに喜びを覚える


まずはアベレージ以上の講師に当たれるように、受付の方との関係を築きましょう。もしくはインターネットで選ぶようなシステムでも、電話や直接スクールで相談することは出来るはず。投資した分、きちんと学べるよう自らの感覚を使って良い環境を整えましょう。

ただ、ここがポイント!

きちんと選ぶのと、選り好みをする事は違うということを意識して!あくまでも教えること、あなたに練習させてくれること、に徹してくれるプロフェッショナルな講師を選ぶ、という視点を忘れないでください。



30年前、まだインターネットもそう普及していなかった時代、そして英会話スクール、英語、外国人、海外旅行、今でこそ身近にあって当たり前な物がまだspecialだった時代、その時に確立されたサービスがそっくりそのまま残っているのが今の英会話スクールです。こんな風に改めて言葉にすると、驚愕!なのだけれど。

受け身に通うだけではなく、こちらがうまく使いこなす時代です★

次回は生徒が上達しないのが当たり前、な環境にいる講師を、その気にさせて、ウィンウィンな環境を作る方法について考えていきます。


Thank you for reading my article.Have a good day.   Saaaarea

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?