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久しぶり、はじめまして、さようなら、大好き、ありがとう

2021年はコロナ禍もだいぶ慣れ、少しずつ人に会える機会も増えたことでたくさんの「久しぶり」と「はじめまして」がありました。

それに伴い、「さようなら」をいくつか経験し、支えてくれた友達やお世話になった方々にたくさんの「大好き」と「ありがとう」を伝えた1年でした。

この一年のことは、たぶん自分史にも残るくらい感情が動き、人生が動いた期間で、どうにか今のタイミングで記録に残したいと思い久しぶりにnoteを更新することにしました😊

楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、苦しいこと、辛かったこと、情けなかったことが数えきれないくらい、そしてどれも密度濃く一気に押し寄せた2021年の振り返りです。

このわたしが鬱?と思うほどの仕事

まずはお仕事ですが、この8月末に、ディレションを担当した約半年かけたプロジェクトをリリースしました。

「ディレクター」という肩書きはあるものの、ディレクション経験はそこまで大きいものはなく、この案件については身の程以上の難易度でした。

そんな状態ですんなりうまくいくわけは全くなく、影響範囲の広さ、関係各所との連携、既存仕様との兼ね合いなど、これまでのわたしの経験値では全くカバーできず…コロナ禍ということも重なり「これが鬱かな?」と思うような症状も出てきたりと、今まで感じたことのないプレッシャーとストレスの中にいました。

それでも、本当にプロジェクトメンバー一人一人が優秀で明るく楽しく仲が良かったのが心の支えでした。多分このメンバーじゃなかったら絶対上手くいかなかった…

テスト期間も毎日、zoomを繋ぎっぱなしながらみんなで一緒にテストして、その場でバグを解消したり認識を合わせたり、雑談しながら楽しく過ごせたのが本当に感謝感謝で…😢😢😢

もう今振り返るとすっごく昔に感じるけど、あのときは苦しいながらも楽しく充実した毎日でした。

ただ、わたしは、チームメンバーとの結束力が強まれば強まるほど、自分の胸が締め付けられていくのを一人感じていました。

心から大きくしたいと思えるサービスに出会えた

実はそのプロジェクト期間真っ只中、わたしは退職の意思を固めていました。

きっかけは大学の同級生からの連絡でした。

彼が会社を始めた時にも連絡をもらっていて、当時のわたしはそのサービスのターゲットではないということもあり特になんとも思っていなかったのですが…

#MeToo の運動や、コロナ禍の政府の対応、森元首相の女性蔑視発言、black lives matter、さまざまな企業の広告クリエイティブの炎上などを見ていて、「社会」や「日本という国」全体の在り方に関心を持つようになっていました。

また、社会問題をテーマにした映画やザ・ノンフイクションも好きでよく見ていて、さまざまな状況の人たちがいるこの世界で、誰も虐げられない社会はどうしたら作れるんだろう、犯罪が起こらないように罰を作るのではなく、犯罪を犯さなければならないほど苦しい思いをする人を減らす社会の仕組みはどうしたら作れるんだろうと思うようになっていました。

そういう思いが強くなったタイミングで、声をかけてくれた同級生の会社が提供しているのが、まさにその「どうしたらいいんだろう」の解決の糸口になり得るサービスだと思えたのです。

まだ創業2年目のスタートアップ、もちろん今の会社のような水準で給料ももらえない、福利厚生も、オフィスもない。わたしが5人目の社員です。

先方からもよく考えてからで、と言っていただき「スタートアップは基本死んでいるから」という説明もいただいたのですが、自分にとってはこれが運命の出会いだという確信があったので、面談の日にはもうすでに、挑戦する意思を固めていました。

幸せだった現職の4年8ヶ月

現職は、広告代理店出身のわたしが初めて経験した事業会社で、サービスを運営するとは、サービスを愛するとは、ユーザーとは、クライアントとは、ビジョンとは、カルチャーとは、組織とは、を学ばせていただいた大切な会社でした。

この会社で出会い、苦楽を共にした大事な仲間も、先輩も、後輩も、同僚を超えて「友達」と言える関係にまでなれた人もたくさんたくさんいます。

半年かけたプロジェクトのリリースのあと、チームメンバーの一人が「このメンバーならなんだってできると思う」と言ってくれました。

でもその矢先、わたしは会社を離れることをみんなに伝えなければいけなかった。これが一番苦しかったです…

それでも、わたしの挑戦を伝えると、どの方も口を揃えて「応援する」と言ってくれ、改めてこの会社で4年8ヶ月を過ごせたことがどんなに幸せだったのかを思い知りました。

最終出社日は火曜日にもかかわらず、送別会は終電が終わっても続き、最後の最後まであたたかく送り出していただきました😭まあみんな飲みたかっただけだと思うけど…笑

本当に皆さんのことが大好きです。応援して快く送り出してくれた皆さんに恥じないように、背筋を伸ばしてめっちゃくちゃ頑張ります。

わたしからではなく、別の形で、みなさんのところへサービスの名前が届くようにしたいです。

相手を信じて、気持ちを言葉にすることの大切さ

恋愛面では、「はじめまして」と「久しぶり」があり、どちらも残念ながら結果「さようなら」になってしまったのですが、どちらもわたしにとっては大切で、かけがえのない経験となりました。

総じて言える反省は、「自分の気持ちを言葉にして伝えることを必要以上に怖がってしまったこと」です。

もっと相手のことを信頼すれば良かった。気持ちを伝えて届かなければそれまでなのに、なんで相手の出方を気にして我慢ばかりして、自分の感情に蓋をすることを選んでしまったんだろう。

少しずつ成長しているけど、恋愛に関しては本当に全然ダメです。

でも、好きになれたことに、後悔は一つもないです。素敵な思い出と、幸せな毎日を本当にありがとう。

もう既に、どちらのことも、わたしの中では整理がついています。

また、今年のことを笑い合って話せる日が来るはずだから、それまでにもっといい女になっておきますね😌{そんで後悔しろ)

来年の恋愛のテーマは「想いを言葉にすること」に決定です。同じ失敗は繰り返さない!

不安になるくらい支えてくれた友達の存在

この1年間、すごく考えたのは、わたしが辛い時、当たり前のように支えてくれる友達に対して、わたしはどれだけ同じことを返せているのか?ということです。

今までその人たちが辛い時、自分が何をしてあげられていたのか。恐らく、わたしがしてもらっているレベルではなかったよなと、反省というか、情けない気持ちになるほど、友達にはたくさんたくさん支えてもらいました。感謝をしてもしきれないくらいです😭

別れ話のLINEしながらずっと付き添ってLINEしてくれていた子、甘いものをウーバーで届けてくれた子、カラオケ付き合ってくれた子、すぐ電話して励ましてくれた子、飲みに行ってくれた子、わたしの分まで向こうの悪口言ってくれた子(笑)…みんなのおかげでいま、立ち直ることができています。本当にいつもありがとう、大好き😭

あなたが辛い時は絶対わたしが力になるからね。

来年もまた、笑顔で会いましょう

2021年のさまざまな経験のおかげで、わたしはさらにパワーアップしました🔥

来年もまた、たくさんの素敵な久しぶりと、はじめましてと、さようならと、ありがとうと、大好きに出会えたらいいなと思います。

今年は本当にお世話になりました!

拙い文章を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます😊

来年もよろしくお願いします🎍🤲

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