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社会が決めた「幸せのかたち」を手放してどう幸せに生きられるかをずっと探していた
新しい本を読み始めた
昨日から、メンターにおすすめしてもらった本を読み始めた。
ウェルビーイングってどういうものなのか?というところから、ウェルビーイングが今後の日本社会において重要な観点になってくるということ、既存のビジネスをウェルビーイングの観点でリデザインするには?といったことが書かれていた。
ウェルビーイングのビジネスの全体感の把握ができ、またその重要性も認識できたので、ウェルビーイング関連の書籍の一発目としてこの本を読めて良かった!
とても興味深く、1時間だけ読もうと読み始めてから気づけば2時間半も経っていた。
自分の興味のある領域だったら、時間を忘れて熱中できる。
これをちゃんと仕事にできたら、めちゃくちゃ楽しいだろうな!
社会に決められた幸せを手放しても幸せになりたい
今回の本に夢中になったのは、これまでの自分が、まさにウェルビーイングを探求し模索していて、そうなるべくして”ウェルビーイング”という概念にたどり着いたのだと感じられる文章があったからだ。
これまでの日本人は、幸せを自分自身で考えないところがありました。
幸せは社会として考えるもので、自分の幸せを第一に考えることは自分勝手な思考だととらえられるところがありました。
私達の母親世代だと、まさにこれで、とくに母親は、自分が外で働きたいと思っても家族のために家事育児を担うことを余儀なくされ、常に家族優先で、自分のやりたいことや好きなことは後回しにすることを望まれた。
それについて反発することも、疑問を持つことさえも許されない空気があったと思う。
一般的に言われる幸せのかたち、「結婚して、子供をもつこと」が叶えられているから、それだけで幸せ。
それ以上望む必要もないから、自分個人がどうしたいとか、別に考える必要もなかったのではないだろうか。
私の世代は、母の世代に比べると、男女参画社会やフェミニズムの考えが広がり、女性でも仕事に生きる人や、自分のライフスタイルを貫き通せる人が憧れの対象とされることも増えてきた。
でも、やはりまだ過渡期な気がしている。
それだけではないと頭ではわかっていても、「結婚して、子供をもつこと=幸せ」というかたちを手放せていない同世代の友人はとても多い。
多分、私はここ数年、この幸せのかたちを手放しても幸せになれる方法はあるのか?をずっと考えていたのだと思う。
そのかいあって、私は20代後半のときに持っていた結婚や出産の焦りも、独身で居続けることの不安からも、かなり開放され始めている。
今、一般的な幸せとされているものを何も持たない私でも、「だからこそ幸せ」と、素直に感じることができている。
おそらく、それは今も継続中で模索中。
だからこそ、その答えを求めて、「ウェルビーイング」について学ぶところまで行き着いたのではないだろうか。
なんだか今やっていることが、これまでの人生と、これからの人生につながっている気がして、とても晴れやかで、なんだか誇らしい気持ちになった。
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