自分から始める。自分が先、笑うのが先。

昨日の記事で、体の状態(ポーズ)とメンタルの関係について書きました。

今日はもっと広い意味での物理的状態とメンタルの関係についてのお話です。



こんな言葉を聞かれたことがあるでしょうか。
「You must be the change you want to see in the world.
あなたが世界に求める変化に、あなた自身がなりなさい。」

これはマハトマ・ガンジーの言葉で、ご存知の方も多いと思います。

ではこちらはいかがでしょうか。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」

こちらは原文を知らないため日本語のみですが、
哲学者のウィリアム・ジェームズの言葉です。

両者は同じことを言っていると思っています。
楽しい現実があるから笑う。それは当たり前ですが、

両者の言葉を私なりに翻訳すると、
「自分が楽しい気持ちでいて、しかも楽しそうにしているから、現実も楽しいものになっていくのです。楽しい世界に暮らしたいならまず、自分が楽しい状態になるのです。」


では、これを「物理的に」どう実践していけばよいかというと、下記のようなことが挙げられます。
①口角を上げて目尻をさげ、にっこりした表情で過ごす。
②鼻歌を歌う。
③ウキウキした時の体の状態を表現する。


アホらしい・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
もう少し読み進めてみてください。

①は、歩いているときや、椅子に座っているとき。
できるだけ多くの時間を、にっこりとした表情で過ごします。

(ただし、一生懸命何かをしているとき、神妙にしなければならないとき。例えば走っているとか、謝罪のメールを書いているとか、そういう時はにっこりしていると変ですね。。)
にっこりはうっすらで構いません。ちょっと口角があがっているくらいで人は変に思わないのでご安心ください。。

不思議な事に、「作りにっこり」でも実践していると、明るく幸せな気持ちになってくるものです。

これは、学生の時に百貨店でアパレルのバイトをしていたとき、成績優秀な販売員さんを観察して気づいたことでした。

百貨店の廊下を歩いているときも、店内で商品を整えたり清掃しているときも、彼女はずっとにっこりしています。暗いオーラを纏った人よりも、楽しそうにしている人に接客をしてほしいですよね。。高価なものを買うならなおさらです。
彼女はそれをわかってやっていたのだと思います。

「自分の状態(あり方)」が、欲しい現実を引き寄せた典型例だと思います。


②と③も、道を歩いているときや家で掃除や料理をしているとき。
特別楽しくなくても(笑)、鼻歌を歌ったり、音楽にのっているみたいに体を揺らしたりします。(外出先では大げさにならないように気を付けてはいますが。。)
自分で自分の機嫌をとるイメージで体の状態をつくります。
環境や他人が機嫌をとってくれるのを待っていたら一生、自分以外の何かに依存することになります。

そしてこれも不思議なことに、長く続けていると、自分の物理的状態が先なのか、それとも実際に楽しいのか、どちらが先かわからなくなってくるのです。呼吸するみたいに自然にできるようになります。

エネルギーは、同質の物どうしが集まります。楽しいエネルギーを持っている人のところに、楽しいヒトやモノ、コトが集まってきます。

本日の記事はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回に!

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