見出し画像

ホイチョイ的映画生活〜この一本〜にて、ジャッキー・チェンを取り上げて下さっています。


先日、何気なく観ていた「世界一受けたい授業」の2時間スペシャルの中でもジャッキー主演作品を取り上げて下さったのは馬場康夫さん↓

詳しい内容は、こちらの記事に書いています。是非~

その昔、テレビで〇〇ロードショーが頻繁に流れていたあの頃の話ですが

その時って映画本編が放映される前に映画解説者が出てきて映画の内容をコンパクトに話し、CMをはさんで本編開始という流れがあったのですが、ある意味この馬場さんの動画のスタイルも、あの頃観ていた解説と似た感覚になるのを感じますね。動画を観終わってから自前でジャッキー作品本編流したくなりますもん。

私自身は映画館へ足を運ぶ方々のきっかけになっていたのはテレビの番組内で映画がしょっちゅう放映されていたからだと思うし、ファンでもないのに何気なく観ていた俳優や監督の作品にまつわるお話を解説者から聞く事によって名前を知ったり親近感を覚えたりしました。それが映画を身近に感じるきっかけになったと思います。

最近のSNSを拝見すると10代20代などの若い世代の方々の中でジャッキーを好きになって下さる方がいて嬉しい反面、今の時代にはひと昔前のような映画解説者の役割を担っている方にはなかなか出会えないな~なんて思っています。なかなか違う世代の方たちと関わる機会も減ってるし。私も自分なりにがんばろー。何ができるんだろうか。


馬場康夫さんの「ジャッキー・チェン」を伝えるためのトークの組み立て方が秀逸です

冒頭で、ジャッキーがスターになるまでの道のりを語って下さっています。

サイレント映画(世界三大喜劇王)の系譜
先人の解説者の方々も取り上げて下さった方はいて、でもテレビだとさらっと流れる程度だったのですが、この事を取り上げて下さる方は今少ないんですよね。特に「プロジェクトA」はジャッキー自身もサイレント映画のオマージュを取り入れたと言っているので、そこも踏まえて観ると今までと少々違った角度で楽しめると思います。

真に僭越ながら私的にはアメリカでは特に筆頭に名前が挙がるのはバスター・キートン。それに続くようにフレッド・アステアの名前も挙がるみたいですね。というのも付け加えたい~>初めて観る方にはどうでも良い話ですね💦

ゴールデントリオ(サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウ)の話
先人の解説者の方の中で中国戯劇学院の事を取り上げて下さった方はいたのかな?多分テレビなので語ってても大部分カットになりそうですが💦(そこ話し出すと長くなりますもんね)馬場さんは3人の事も、七小福の事も、同じ学校の先輩にユエン・ウーピンがいる事にも触れらています(感謝
同じ時代に同じ学校にいた子供たちが後に香港アクション映画をけん引するようになるなんて誰が想像できたのか💦

それと、スタントマン出身というのはジャッキーファンにとっては周知の事実の部分はあるけれど、この動画で初めて知る方もきっといらっしゃいますよね。そこをちゃんと伝えているのが凄いんですよね(^^)

3つの時代に分類
ジャッキー主演作品をわかりやすく分類されてますね。
「カンフー期」「スーパーアクション期」「ハリウッド期」

わかりやすい!!

私も一応自分なりに分類してはいたんですが、年代で区切っていましたね。○○年代作品とか。年代で区切るとハリウッド期の部分がもうちょっとだけ細かく分類できると思っています。2010年代に入ると逆にハリウッド作品が激減しますしね。

上記を述べた上で馬場さんがオススメの1本を紹介
この、上記を述べた上でというのが最も重要で凄い事ですよね(私はそう思う)動画内のほんの何分かのジャッキーのこれまでの歩みをざっくり聞いただけですが、ジャッキーに対しての解像度が違ってきますね(^^)

馬場さんは現代劇の「ポリス・ストーリー/香港国際警察」を紹介されてますね。1本だけ!!と言われるとなかなか難しい(ファンなだけに
でも、ジャッキーを語るうえでポリストをはずす人はあまりいないのではないかな~それだけ衝撃的な作品でした。

「プロジェクトA」の話も出されているのですが、私も当然大好き。
しかし馬場さんのおっしゃる「今観るとかなり泥臭い」というのが私に刺さり過ぎましたね。わかる~!と。今の時代で初めてプロAを観る方にはもう古(いにしえ)の作品。私たちの世代がサイレント映画とか、映画黎明期の作品を観るような古さを感じてしまうかも知れないですね。こういう、時代に沿った感想を言って下さる方ってなかなかいないですよね。もうそこが凄いんですけど。

個人的に思うのですがカンフー作品「ドランクモンキー 酔拳」「スネーキーモンキー 蛇拳」、初めて観る方にどちらを勧めるか?という問いにも同じようなジレンマを抱く事があって、確かに酔拳は面白いし何度も楽しませてもらっていますが
今の時代の感覚を当てはめるとまず主人公の黄飛鴻は、かなりのいじめっ子気質の持ち主に映り、それだけでしんどいと思う人は出てくるかもな~と思ったりします。棒のおっさんもとばっちり受けすぎてるし💦
なので私はこの2作品なら蛇拳の方をおすすめしますね。

ホワイトボードに描いてあるイラスト
左にでっかく「酔拳2」のジャッキーが描いてありますが、おすすめ作品には1個も出てこないwワロタw
馬場さんは「酔拳2」がお好きなのだろうと推察しますw
他にホワイトボードには「ポリス・ストーリー/香港国際警察」「プロジェクトA」「WHO AM I?」「ポリス・ストーリー3」のデス・スタントシーンが描かれてますね。
取り上げているのがジャッキーが選ぶ危険なスタントトップ10なのでね。
だいたい90年代のデス・スタントはスタンリー・トン監督作品ですからねw
ポリスト3は頭おかしいw(褒めてます
もう1つの頭おかしい作品「WHO AM I?」も入ってるw
この、ジャッキーが選ぶ危険なスタント~は、こちらの本の中でジャッキー自身が詳しく解説しているので、もしよろしければ~

おろ?まだまだ高いけど一昔前よりはお手頃価格になってる。いや~この本は良いですよ。「ラッシュアワー」までの全作品ジャッキーの解説が載っていたりします。

ついでに私の記事、「プロジェクトA」やらゴールデンコンビでの作品の事を書いています。そちらももしよろしければ~

いや~それにしても久しぶりに映画の解説を聞いたような気がします。馬場康夫さん、YouTubeチャンネルにてジャッキーを取り上げて下さってありがとうございました!!また取り上げて欲しいな~✨

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)



私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos