Webの記事を書くときは、文字数よりも見出しを目安にする

Webマーケティングやコンテンツマーケティングが注目されていて、自社で情報発信に力を入れよう企業が増えました。
今日「Webの記事はどのくらいの文字量をかくべきか?」という質問をいただいて、考えてみたり同僚と話したりしたので、記録しておきます。

目安の文字数はあるのか?

SEOの世界では、文字数や文章量のことが語られますが、「目安の文字数のクリア」が目的になってしまうとうまくいきません。
文字数は、実はそんなに気にしなくても大丈夫です。なぜなら、相手に伝えることを意識すれば、十分な文字数になっているはずだからです。
記事のテーマに沿って伝えるべきことがちゃんと伝えられていて、読んでいて情報の不足を感じなければ、必要な文字量になっているはず。

同僚にもこのテーマについて、意見を聞いてみたらこんな回答をいただきました。

ブログ記事を書くための目安がほしい場合、文字数よりも「見出し」で考えた方がいいいと思っています。見出しは構成なので。つまり起承転結ですね。

「文字数を目安にするのではなく、見出しで考える」という考え方は、わかりやすいですね。
確かに、私も文章を書くときに、まず見出しから考えています。お客様にもそれをおすすめしています。
(noteの文章はもっと気楽に考えていますが)

  • 記事のテーマを決める(1テーマにしぼること)

  • そのテーマに合わせた見出し(起承転結)を考える

  • 考えた見出しを、仲間に見てもらい相談する

  • 見出しに沿って、文章を書く

この手順で書いてみると、相手に伝わる文章になっていて、文章量も十分確保できているはずだと考えています。
誰かに向けて書いた、わかりやすい文章は、自然と検索エンジンが評価してくれます。(さらに評価されやすいスパイスとして、SEOのお作法を知っておくとより効果が出るのが早くなることはありますが)

手法にこだわりすぎない

何においても、「文字量」とか「単語数」「見出しに必ず単語を含める」といった手法の達成が目標になると、途端に相手に伝わりにくなる気がしています。
読んでくれる相手に向けて、わかりやすく伝えることに気をつけていれば、評価されるコンテンツができると思います。

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