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冷たい働くを減らし、あたたかな働くを増やす。

なんで働くんだろう。そんな事を考えたのは、2,3回じゃ足りない。連休最終日の夜は、決まって頭に浮かんでくる。僕は、なんで働くんだろう。

もちろん、生きるためという側面も多分にある。いまの僕の生き方だと、お金を稼がないと生活がままならないから。そんな生き方から抜け出したいとも思っているのだけれど、もし一生遊んで暮らせるお金があったとしても、僕は何かしらで働くことを選ぶのだと思う。ますます、なんで僕は働くのだろうと不思議になる。

そんなことを数日ふわふわと考えていたら、「働くって豊かになるためだよなぁ」とふと辿り着いた。

豊か。わかるようでわからない言葉。でも、きっとそうなんだと思う。そして、その“豊か”は人によって違う。

お金的に満ち足りることかもしれないし、物資的なものかもしれないし、行為的なものかもしれない。

どれにしても、「豊かになるために働く」のだったら、自分にとっての“豊か”を握っておかないと、なんで働くかの答えは掴めないままだ。

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僕にとっての豊か、かぁ。。。

再び数日ぼけーっと考えた結果、しっくりくるものがひとつあった。

「大切に想い、大切に想われる繋がり」という言葉だった。

僕は、この繋がりがあれば豊かだと感じると思う。

それは家族かもしれないし、友達かもしれないし、仕事仲間なのかもしれないけれど。僕が大切に想う人、そして僕のことを大切に想ってくれる人。そんな人との繋がりを編んでいけたら、僕はとても豊かだなぁと感じる。

そして、繋がりというものは、ただ立ち尽くしていたら広がらないものであって。価値観を伝えたりとか、会いに行ったりとか、話を聞いたりとか、いろんな行動・在り方の集積で、繋がりは編まれていく。

だからこそ、僕は働くのだと思う。

逆に言うと、「大切に想い、大切に想われる繋がり」に辿り着かない働くは、僕にとって何の豊かさも生まないものになる。

それは、ただ生きる糧を得るための作業に成り下がってしまう。体温のないものへと繰り下がってしまう。

そんな、僕にとっての冷たい働くを減らしていきたい。そして、あたたかな働くを増やしていきたい。

……なんだか価値観が研ぎ澄まされたようで、心地がいいなぁ。

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