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教育実習に行くべきなのか 続

前回に引き続き、今の想いを整理していきます。
同時にもしかしたら私はかなり狭い視野で就職と実習について考えてるかもしれないとも思うので、是非アドバイスも頂けたらと思います。

  • 教員が業務過多であると知っていながら、自分はその環境に身を投じられるのか問題

    教職の授業を通して子供との関わり方や指導法について学ぶことで、教育実習への期待感や将来の教師像が明確になるのではないか、そう考えていました。
    しかし学んだのは、教師は科目指導、生徒指導、部活動指導、そして保護者対応やいじめ問題の対処をこなす毎日で、一つ一つの授業で学んだことを全て活かすような働き方をすることは、きっと不可能であるということです。退職理由の30%が精神的な体調不良であるのも、痛いほど理解出来ました。私は自分が追い込まれる未来が目に見えていても、それでも教師という職業に憧れているのでしょうか。

  • 科目指導をやりたいのか問題

    英語を教える経験を積んでおきたいと思って大学受験塾でアルバイトをしました。英語を教える機会は勿論ありました。【英語の】先生を目指しているのに、自分が教える英語で生徒がやる気になる、出来るようになる、これらに対してやりがいがあっただろうかと問われたら、答えはNOでした。
    それよりも、志望校が見つからない子に対して一緒に将来を考える時間をとってその子に必要なアプローチを考え提案する。そして生徒が夢に向かってメキメキ頑張る環境を整える。頑張る人をその人よりも前で自分が引っ張るよりも、併走したり、自走出来るような機会を提供する立場の方に、大きなやりがいを感じたのです。教員でなくても、企業に所属して、生徒と大学、生徒と社会の架け橋になるような働き方はできるのではないだろうか、そう思うようになりました。

  • ファーストキャリアしか想定していない教育実習の環境とセカンドキャリアで教員になりたい私との齟齬問題

    私の理想は実践的な英語力を武器に英語の必要性を実例・経験とともに伝えられる人間であるから、まずは社会人として英語を使う現場に触れ、本当に必要とされる力を知り、教科書にプラスして経験則で生徒に還元できる先生になりたいと考えています。
    しかし教職センターには、就活をしていることは極力実習先に、ひいては生徒に伝えないようにと言われてしまいました。何故、嘘をついてまで、偽ってまで生徒の前では次の4月から先生になるであろう人でいなくてはならないのでしょうか。何故、新卒で教員になるというルートしか提示されていないのでしょうか。
    教師の役割は進路指導もあります。しかし様々な進路に向かう生徒をサポートする立場の人間である教師が、高卒就職を検討せずに大学受験をして社会を経験しないまま教員になったというルートがほとんどであるという環境ならば、研修等で指導のノウハウは学ぶことは出来ても生徒に寄り添った本質的な就職支援など出来ないと思うのです。

かなり纏まっていないであろう文章を読んでいただき、ありがとうございます。長いな。

そうこう考えるうちに早期選考が進んでいくし、実習の連絡も増えていきます。
決断と葛藤の毎日。頑張ります。

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