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【趣味と娯楽】ジュラシック・ワールドとトップガン マーヴェリックを観た話(映画感想)

こんにちは。すうちです。

いつもIT寄りの記事を書いてますが、今回は久しぶり映画の感想です。

はじめに

先日映画を2本観る予定でうっかり出かける時間を過ぎてしまい、代わりに断捨離や久しぶりゆっくり時間を過ごした話をしました。

その時言っていた

余談ですが、ジュラシック・ワールドトップガン マーヴェリックは、また日を改めて観に行こうと思っています。

映画をようやく観ました。今回はその感想をネタバレなしで書きたいと思います。


ジュラシック・ワールド


ストーリ

アメリカ本土に連れてこられた恐竜たちが世界中へ解き放たれてから4年、恐竜たちは地球の至る場所に棲み着き、世界そのものがジュラシック・ワールドかのように姿を変えていた。『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したアラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、前作でカムバックしたイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)といったレジェンドキャラクター達も登場。さらにはディワンダ・ワイズ演じる正体が謎に包まれた新キャラクターのほか、本作で新たに登場するフサフサの毛が生えた羽毛恐竜やお馴染みのブルー、ブルーによく似た小さなラプトルと新恐竜たちの姿も続々と明らかに。恐竜たちが街中を縦横無尽に暴れまくり、空中でも飛行機を襲撃するなど、スリリングで迫力に満ち溢れたアクションも満載だ。

イオンシネマ作品案内から引用
https://www.aeoncinema.com/cinema2/all/movie/111617/index.html

毎回同じパターンの魅せ方

この手(パニック系?)の映画はある意味パターン化されていて、
誰かのミスや事故が起きる→主人公達が危険を顧みず現場に入る→危険から見事脱出→エンディングが基本の流れと思います。

個人的な興味は同じ話をいかに新しく魅せるかのストーリ展開でしたが、主人公(歴代キャスト含む)たちがそれぞれの理由で現地に向かう過程や登場人物の繋がりはよく考えられてるなあと感じました。

また恐竜との絡みや逃げるシーンもこれまでと違ってミッションインポッシブル007的なアクションエンタメの要素も上手く取り入れていた気がします。

ちなみに予告編にもあるように、バイクや飛行機で逃げるシーンがありますが、
飛行機の離陸時のスピードは小型機でも200km/h後半と言われており、同等またはそれ以上のスピードでバイクや恐竜が走る所は「まあ映画なのでありだよね」と半分にやけてしまいました。


バイオシンCEO

今回の重要人物です。ただ、何というか自分には某企業のCEOにしか見えなかったです。

あきらかにモデルにしていると思いますが、最近海外ドラマ等では実在の人物をモデルに配役する設定が多い気がします(有名人の方が皆がイメージしやすくキャラを作りやすいからでしょうか…)


恐竜の描かれ方(新しい学説の反映)

初代ジュラシックパークは、いわゆる(自分の子供時代のイメージに近い)爬虫類に似た外見のラプトルだったりT-REXが登場してましたが、最近は新種の恐竜や一部の恐竜は鳥へ進化した説(恐竜に羽毛があった発見や骨格)などから鳥に近い外見の恐竜が出てきます。

この辺も当時のリアルな恐竜の姿を再現するためと思われ、時代の変化があって面白いなあと思いました。

また最新CGを駆使した恐竜の映像も圧巻でした。以前観た撮影の裏側によると近い距離の恐竜は質感を出すためロボットや模型で撮影するなど、全てCGではなくシーンによって最適な撮り方を選択しているそうです。


映画の主人公ってこうだよね(憧れ)

映画の主人公って最初は冴えない生活をしてる風だったとしても、いざ本気!?を出すとスーパーアスリート級の身体能力を発揮したり、スタントマン的なアクションを軽々とこなせるので「こういう人は生活や仕事にもこの能力を活かせるはずだよな」とふと考えたりします(これができるから主人公なのかも)。

仮に自分の身体能力で映画の世界に居たら秒で画面から消えている(やられている)と妄想しました。


まとめ

映画のピンポイントに絞った感想でしたが、色んなものは抜きにして娯楽映画としてとても楽しめました。お決まりのパターンはありつつもストーリは飽きさせない作りで面白かったです。

終盤に初代ジュラシックパークを思わせるシーンもあり、個人的には「シリーズ最終章とはいえ今後もう映画を作らないと言ってる訳でもないので、また新作出る可能性もあるのかな」と思ってしまいました。

その時はなんだかんだ言いながら、また観に行くと思います。


トップガン マーヴェリック


ストーリ

アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、迫力のスカイ・アクションと瑞々しい青春と恋の群像を合わせて描いた『トップガン』(1986年)の続編。 アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇るトップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのかー。

イオンシネマ作品案内から引用
https://www.aeoncinema.com/cinema2/all/movie/75589/index.html


マッハ10をこえる世界

冒頭でマッハ10の飛行に関する話がありますが、現実的に可能なのか気になったので少し調べてみました。

マッハとは
・マッハ1=音速(約340m/s)
 *気圧・温度で変化あり

過去の記録
・F15:マッハ2.5
・有人飛行X-15:マッハ6.7
・無人実験機X-43A:マッハ9.8

パイロットの負荷
・Gでパイロットの血液が足下に溜まる
・脳の血流不足で気絶することも
・耐Gスーツは最大1.5G緩和効果あり
 *足に圧力かけて血流溜まりを抑制

https://ja.wikipedia.org/wiki/超音速
https://trafficnews.jp/post/84990/3

現状マッハ10の有人飛行は実用化されてないようですが、主人公の凄さを印象付けるエピソードが冒頭にあり作品に引き込まれました。


戦闘機のリアル・空中戦

本作の見所はなんと言ってもパイロット視点(又はその近場)のそこに居るかのような映像だと思います。

実際の戦闘機が撮影に使われているのもありますが、技術の進化で小型の高性能カメラを機内に持込めるようになり複数のカメラで様々なアングルを撮れるようになったのも作品の質につながったと言われています。

私は結局4DXでなく普通の2D字幕で映画を観ましたが、もし4DXで観たらどうだったんだろう(酔ってたかも)と思うくらい迫力ある映像でした。


戦闘機の空母着陸ってこうなんだ

映画を観て初めて知ったことです。
普通の飛行機は離陸や着陸時など滑走路の距離がそれなり必要と思います。

戦闘機が空母に着陸する場合、滑走路のような距離はないので着陸時は車輪にワイヤー的なものを引っ掛けて無理やり止めるんですね。原始的な?方法ですが、なるほどと感心してしまいました。


敵国(エネミー)の存在

今回ターゲットの敵国が出てきますが、基本的にオブラートに包まれて特定するような情報はなく、視聴者の想像に委ねる形になってたのは興味深かったです。

例えば、敵国の兵士は遠方の姿しか出てこないし、戦闘機のパイロットは全身黒ずくめな印象で、通常ヘルメットから見える顔もわからないような表現になっていました。

これは昨今の世界情勢が背景にあるのかなと思いますが、映画を世界展開する際、他国を刺激することは避けたい配慮なんでしょうね。


まとめ

こちらも個人的な興味に絞った感想になりましたが、付け加えるとトム・クルーズの人間的な魅力もこの映画に大きく関係していると思います。

映画の中で「その笑みやめて」みたいな会話がありましたが、あの笑顔には誰でもやられてしまう気がします。

今更ですがトム・クルーズの年齢60歳というのも驚きました。今は年齢で物事を語るのは余り意味がないと思いますが、映画のアクションシーンは基本スタントマンを使わず自身で演じるそうですね。それでいてあんなパワフルな演技ができるなんてと思ってしまいます。

裏では肉体的にも精神的にも相当鍛えられている方なんだと想像します。私の様な凡人にはとても真似できないですが、気持ちだけでも見習いたいと思いました。

ストーリがシンプルで何も考えなくても楽しめるのも本作の魅力と思います。娯楽として観たい映画を探されている方にはおすすめの作品です。


最後に

以上、ジュラシック・ワールドトップガン マーヴェリックの感想でした。

何か参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

余談1:
今回初めてタイトル画像を自作してみました。

余談2:
関連記事が増えてきたので、新しいマガジンを作りました。

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