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AIに書けない文章

こんにちは。すうちです。

前回は文字数多めの記事を2本投稿して肩が痛くなったので、今回は短めです…笑

先週、通勤電車の中で考えたことを書きたいと思います。

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※タイトル画像:ふくりとさん


生成AIの話題はつきない…

私も軽めに使ってます

といっても、Copilot(Bing)ChatGPTを軽く使うくらいで、画像生成系はたまに試す程度。全然深くはやれてないです。。。

以前と比べて便利と感じるのはやはり調べもの(個人的にはCopilotの方が好み)。知りたいことを直接入力、そしてまとまった回答が得られる点は、自力でWeb検索と労力の違いを感じます。

もちろん期待の回答に辿り着くには、条件つけや最終ゴールの目的を明確にするなど一定のお作法やコツは必要ですが、不明点があればピンポイントで回答の方向性を修正していける点も良いなと思う理由です。

その意味では、AIから期待の回答を得るには、人と同様にある程度のコミュニケーション能力や質問の意図を伝える文章力も求められると思いました。


AIの回答や文章で思うこと

個人的に使っている範囲の感想は、AIが書く文章は良くも悪くも優等生。人が書く文章のような独特なクセやその人ならではの表現、言い回し、思考のダダ漏れ感はほとんど感じないです。

まあ、そのように作られているというのはありますが、もう一つ重要な点は、基本的にAIはネットや一般に公開されている情報から学習しているので、いわゆる世間一般の集合知、共通解、(倫理に反しない程度の)多数意見がベースにあると思います。

なので、一般公開されてない情報だったり、レアすぎてAIの学習に含まれなかったり。当然ながら個人の誰にも明かしてない話などをAIに質問しても回答は得られず。創作ネタやアイデア出しで文章を書かせた場合は、模範解答や多数に支持される回答は出せても、そこから大きく外れる独創的な発想や文章を期待するのは、なかなか難しいと言えます。


AIに書けない文章

私事ですが…先週5/18、5/19は、TM NETWORKが1994年に終了宣言した日からちょうど30年経ったので、なんとか週末にnoteへ投稿したい勝手な想いがありました。。。

実際書き始めてみると過去の思い出や内容が発散して、週末かなり時間を費やしてまとめるのに苦労しました。途中から「AIにお願いしたら、もっと上手く書けるのかな…??」と考えている自分がいました。

しかし、前述で触れたように私自身の思い出や感じたことなどAIが知るはずもなく。もちろん前回の投稿は一般に知られた情報も多くあったので、その部分は書けてもそれに紐づく個人的な想いや感想をまとめるようにAIにお願いするのは無理あるなとあきらめて…笑、なんとか書き切った経緯があります。

視点を変えると、これからの時代は一般に公開されている情報やノウハウなどは誰でも容易に手に入り価値を失う反面、その人しか持ちえない経験や思い出、その人のフィルターを通した感情などはAIから出てこないので、そこに価値が生まれ重きを置くべきかもしれないと思いました。

そういった意味では、世間一般の価値観やあるべき論にとらわれず、自分なりの考えの軸や価値観を磨くこと。やりたいことに素直に向き合うこと。そして、他人との比較ではなく個人の経験や体験に目を向け少しでも多く積み上げていくことが、これからのAI時代に生きるヒントになる気がしました。


最後に

少なくとも現時点は、一般に知りえない情報(個人の経験や思い出など)はAIに書けないと思いますが、例えば、完全プライベート用カスタムAIが今後普及していけば、学習することで書かせることもできると思います。

私は試したことないので、そのリアル感や精度はわかりませんが、有名人の記事やコメントを学習させて、それっぽい回答を返すチャットAIなど近いものは既に目にします。。。

いまはSNS等で個人の日常や感情も多く公開されているので、究極的には生まれてから?それら全てを学習するようにすれば、自分の分身AIができる時代が来るのかもしれません。

今回の妄想!?からもう一つ思ったのは、noteの世界はその人なりのフィルターを通した体験や考えを直接感じられる(記事を読める)点も、一般的なSNSと違う面白さや魅力ではないかと気づきました。

これからのAI時代に、自分なりのフィルターを通して発信すること。人に伝える文章力を鍛える場として、じつはnoteは最適なのかもしれません…笑

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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