〜決断までの時間がないと〜
2ヶ月ぶりのトレーニングとなった高学年クラス。
身体がだんだん大きくなってきたり、考え方がしっかりとしてきたりようにもなります。自分の目標を常に忘れず、継続して努力できる選手になってほしいです。
ロンド、コーディネーション、体幹、3対3の前進、3対1+後戻り1人(カウンター)、ゲーム。
数的同数の前進トレーニングでは、ボールの持ち方やサポートの動き出すタイミングが大事になります。
ゴール方向に下がってくるのか、縦のパスコースに入るのか、スペースにアタックするのかなど。自分たちのゴールまで6m地点から行っていきます。相手までの距離は3mほど。考える時間は1.6秒。
どんな持ち方をして、どこにタイミングよく動いていけばいいのか、繰り返しトレーニングしていきましょう。
【決断までの時間がないと】
3対1のカウンターのトレーニングでは、ゴール前でいかに良い決断ができるのかを求めていきます。攻撃側はセンターにポジションを取っている人がボールを持ち、①右にパスをするのか②左にパスをするのか③自分がシュートを打つのか、相手DFを観ながら①〜③の中から決断します。ボールを持つ選手が右にパスを出せば、左にいた選手はセカンドポストへ走ります。左にパスを出せば、右にいた選手はセカンドポストへ走ります。
ゴール前の局面で得点する可能性が高いものを選択し、実行にうつします。その決断までの時間はほんの数秒です。【決断までの時間がない】ことで、その決断が研ぎ澄まされていきます。
【決断までの時間がなく】選択肢が限られる中で、相手を観てよりよい決断をする。
何度も何度も繰り返していくと、判断力が上がっていきます。
疲れてくる中、思考力が落ちても、よりよい決断ができるように。積み重ねていきましょう。
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