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2022年10月の記事一覧

図書館が楽しい

最近は本屋で買うことの方が増えましたが、図書館へ行くことも小学生の頃から大好きです。 図書館に行き出したきっかけは、学校の図書室にない本にも出会いたいと思ったことだったと思います。 学校の何倍もの本に出会え、知らないシリーズや図書室にはまだ入っていなかった好きなシリーズの新刊を見つけた際には感動しました。 高校生の頃は、学校帰りに図書館に寄るのも楽しみでした。この頃に好きでよく借りていたシリーズは、今でも印象強く残っているものが多いです。この頃からミステリー系や青春小説が

全力を出さない〜小説のちょっとしたコツ

崖っぷち作家のニジマルカです。 小説のちょっとしたコツや小技をご紹介するシリーズ。 今回は「全力を出さない」です。 全力を出すとどうなるか「何ごとも全力を出さなければ!」と考えている人も多いと思います。 確かに、全力を出すのは良いことです。 本気で臨まないと、なかなか物事を成し遂げることはできません。 私も全力の姿勢は必要だと考えています。 ですが、作品に全力を込めてはいけません。 全力を出して書くと、その作品は気持ちの悪いものになるからです。 気持ちの悪い

バターナッツは生で食べるのがおいしい。

バターナッツというカボチャ。 カボチャだけれども、スーパーでよく見る皮が深い緑色のものとは、 見た目も形も味も全く違うもの。 カボチャにも、 西洋かぼちゃ 日本かぼちゃ ぺぽかぼちゃ などと種類があって バターナッツは日本かぼちゃに属するもの 普段見かけるカボチャは西洋かぼちゃに属するもの ということらしいのですが、見た目はともかく、 とにかく味が全く、全く、全く違う。 わが家では積極的に買う野菜ではないものの 9月後半くらいから八百屋の定期宅配に入ること

筋子をお店でほぐしてもらえれば、いくらの醤油漬けは一瞬でできる味なやつ

秋から冬にかけて、生鮭が鮮魚売り場やら鮮魚店で見かけますが、 それと同時に筋子(すじこ)も並びます。 筋子は、ぼちぼち塩漬けやら醤油漬けやらも見かけますが わが家では何も味付けしていない筋子を買って、 いくらの醤油漬けを作るのが毎年恒例。 なんかいくらって、高級なイメージがあって、 食べるとリッチな気持ちになれるんだよね。 (ねもやんだけか??) 以前は、下ごしらえをするときはネットを見ながら、 筋子をぬるま湯につけて、丁寧にほぐして、、、、、 とやっていて、面倒くさい

感謝【詩】

今日も生きてくれてありがとう、最高だぜ!と 私は体に言いました。 私の心にも言いました。 今日も生かしてくれてありがとう!とおひさまに言いました。 地球と月にも言いました。 虫と草木と動物に、風と火とお水にも、いつもありがとう!と言いました。 美味しく食べさせてくれてありがとう!とごはんに言いました。 今日生きていてくれてありがとう!とまわりのみんなに言いました。 とおくの人に心の中で言いました。 すべての命に、ありがとう。と言いました。 お顔は見えないけど、この画面の向こ

向田邦子によせてⅠ 『嘘つき卵』

 向田邦子の遺作となった短編集『男どき女どき』のなかに『嘘つき卵』という話がある。  結婚してから妊娠するまでの十一年の間、私はしょっちゅうこの話を思い出していた。  タイトルは忘れてしまっていて、この記事を書くために確認した。そうか『嘘つき卵』という題だったのか、と思ったが、ストーリーは鮮明に覚えていて、特に冒頭の朝食の卵をめぐる夫婦の様子は、ほとんどフラッシュバックかというくらい、よく思い出した。  結婚して数年になるが子供ができず、妻は自分を責めている。周囲からも