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きっかけと言っても過言では無い過去。

私がどうしてこの仕事をしているのか。

私は今、民間学童の支援員をしています。

放課後って、学校から解放されて、
その子それぞれの過ごし方ができますよね。
習い事に行く日、
友達と遊ぶ日、
みんなと予定が合わなくてつまらないと、
不貞腐れながら家にいる日、
ずーーっとゲームをしている日、

その日によっても、過ごし方は違ってきます。

私は小学校の頃、『越境通学』をしていました。

両親が自営業をやっているのですが、
職場が母の実家でそれが自宅から遠く、
私が放課後に寂しい思いをしないように、と、
毎日車で家⇔母の実家⇔学校を往復する日々を
過ごしていました。

しかし、
小学生の私にはそれが寂しかった。

学校から帰ると、まず宿題。
それは良いとして、門限は16時。
(夕飯の準備で家に帰らないといけないため)
正味30分くらいしか、
近所の友達と遊ぶ時間がありませんでした。

家に帰ると、周りに子どもは居ない。
そして私はひとりっ子。

日が沈むまで、1人で庭で遊んでいました。

もちろん、親とおしゃべりする日もあったりしたけれど。

やっぱり、子ども同士がいい。

1人でいる事には慣れました。が、ワクワクは少なかった。1人でできる事には限りがある。

友達と遊んだ日だってあるはずなのに、

小学生の頃の記憶は、

一輪車で1人で庭を駆け回って、

自分の頭の中で空想の世界を作って、

物語の主人公として振る舞う遊び(笑)

延々していたことを、今でも1番鮮明に覚えています。
なんなら、ずっとそればっかりやってたんだと思う。

友達と遊べる日は嬉しくて、
テンション爆上げしてたのも覚えています。

やっぱり、放課後の子ども同士の関わりって大事。
子ども同士で遊んで、関わり合って、ぶつかって、
そんな中にワクワクや学びがある。
それが自然に行われている、そんな環境を守りたいし作りたい。

私のように、孤独を感じる子どもが出ないように。

そんな場所づくりをしたいと思ったのが、

今思えば、『子どもと関わる仕事をしたい』の原点でした。

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