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40代男性の金銭感覚

僕は余りお金に興味がない。
別に裕福な家庭で育った訳ではなく、ニートやフリーターも経験した普通のサラリーマンだからお金に余裕がある訳ではない。
かと言って、お金に無頓着で金銭感覚がないという訳でもない。
ただ、普段お金のことで神経を擦り減らすのはイヤだし、悩むのも無駄で時間がもったいないと思っている。

ふるさと納税や医療費控除とかの確定申告をしたり、不用品をリサイクルするとか、僅かなお金のためにそんな面倒臭いことをする気にもならない。
最近SNSとかで目にする、一時給付金をさらに求める人達の心理も気持ちが悪いと感じてしまう。
ましてや、お金のことで揉めて人間関係を壊したり、事件を起こす人の気持ちなんて全く理解できない。

勿論、自分の給料が上がるとか、給付金を含めた臨時ボーナスを貰えるとか、使えるお金が増えることは単純に嬉しい。もし大金持ちになれるとしたら迷わずその道を選ぶだろう。
確かにお金があるに越したことはないとは思うけど、生きていくのに最低限のお金があれば問題ないって感覚。お金に対して余り欲がないのだと思う。
むしろお金に対する執着心が恥ずかしいというか気持ち悪いというか何だか違和感を感じてしまう自分がいる。

そんな物欲もない性格だからか、ローンや借金もないし、それが多少の心の余裕にも繋がっているのだと思う。普通に健康なイイ歳した大人が貯金額がゼロなんて考えられない。

単なる飲み代とか女の子を口説くためとかそんなくだらない目的の支出ではなくて、不測の事態への急な対応とか条件に見合った支出の場合に限るけど、例えば、100万円や200万円のお金が急に必要となったら今直ぐにATMに行く。1,000万円や2,000万円となったら色々整理や準備が必要なので少し猶予が欲しい。1億円や2億円となったら普通のサラリーマンの生涯賃金位だと思うのでかなり時間は掛かるけど命懸けでも何とかする、不可能とは思わない。
それ位でないと先が見えないこのご時世では怖くて生きていけない。40歳を過ぎて多少のお金に振り回されるのは正直しんどいと思う。それすらできない大人って本当に驚くよ。今まで何して来たの?

とは言っても、たまに「タバコ1本ちょーだい」とか言われる時は本当にイラッとします。
「自分で買えよ!」
そんな金銭感覚です。

今思えば、若い時に株とかの投資や将来の自分への自己投資をしておけば、今頃はもっと楽な人生だったかも知れない。後悔はしてないけど何も考えずに生きてきた結果かな?タバコ1本すら自然に差し出せないのよ、僕は。

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