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祝、3作目。そして4作目。

 こんにちは、亀山真一です。うん、今日は亀山にしましょう。
 美鶴さん名義で書いているライトノベル第3作の電子出版が決まりました。執筆録でも書きましたが、今回は僕好みの悪い男も暗躍するし、現代日本を舞台にちょっぴりファンタジーな恋愛小説です。

 第1作、第2作と結構好評だったため、物書き学校の先生からはこう言われました。

「今回はもう編集さんの方から読みたいって言ってきたので、決まると思ってましたよ」

 わーお!

 ちなみに発売は来年になってしまうようです。その時になったらまた宣伝いたしますが――。
 え、この小説が発売される頃には僕は30歳になっているってことですか? 怖っ!

 だって1作目を書いていた頃はこんなこと考えていたんですよ!?

 僕はまがりなりにも夢を叶え、その途上にいるということになりますが、やりたいことをやってきた延長に今があるだけなのでまるで実感が湧きません。
 それにまだまだ物書き学校の学生で、次のプロットにまた頭を抱えております。 

「次、どうします?」

 どうするって、またキラキラ恋愛小説なんでしょう? それが売れ筋だって話は散々聞きましたよ。

「また50000字のライトノベルを電子出版して小金を稼ぐか……」

 小金って(笑)
 確かに出版から半年経ってようやく当時の授業料が返ってきたくらいの稼ぎだもんなぁ。

「結月さんなら紙書籍を目指して100000字くらいの小説にチャレンジするのもありだと思うけど」

 ……え?

「あ、こっちは別にコネがあるわけじゃないから『ベリーズ』とか小説サイトに連載する形になっちゃうんですけどね」

 僕は4年近くnoteを更新し続けているけれど、新作を載せることはほぼなく、たまに過去作品を供養するブログのような扱いです。そして他の小説投稿サイトやSNSには全く食指が動きません。
 一度ステキブンゲイコンテストに応募したけれどそれっきりだし、試しに作った亀山のTwitterアカウントはいつ削除してもいいと思ってます。(美鶴さんのアカウントの方は宣伝のため必死に動かしてますが)

 以前どうして小説サイトへの投稿はしないのかと聞かれ、僕なりに考えてみました。
 もともと自分の手が届く範囲≒感想を要求できる範囲の人たちに読んでもらうのが幸せだった僕は、ネットの海に投稿するのには抵抗がありました。できるだけたくさんの人に自分の作品を読んでもらう、ということにはあまりモチベーションが見いだせないようなのです。
 しかし、そうも言っていられない時代なので一番取っつきやすそうなnoteから始めてみました。

「だってあれでしょ。どうせ『小説家になろう』とか『エブリスタ』って、異世界転生でしょ?」

 興味がないせいで、初期イメージから全然アップデートされていません。先生との会話で初めて『ベリーズカフェ』という小説サイトを知りました。
 ちらとしか見ていないけど、サイト内で30000字の恋愛小説の賞があって「むしろ『亀山真一』向きじゃん」と思いました。だいたい100枚30000字足らずで恋愛が絡むエンターテイメントを書いてるし……いや、もう少しキラキラしてないとダメですかね?

 さて、今日の本題はゼミで書く次回作です。
 これを機に100000字の大作に挑んでみても良かったのですが、反射的に「次も電子出版を目指します」と言ってしまいました。真っ先に安牌を選び、後ろ向きになって予防線を張ろうとするのは僕の悪い癖です。これでよく小説家になれたものです。
 ネタとしては、前回と同じ方向性「現代日本でちょっぴりファンタジーな恋愛小説」で攻めようかなと話してみたら――。

「ファンタジーは好き嫌い分かれますよ」

 知ってるよ! 僕も『陽だまりの彼女』苦手だったもん!!

 では前作の「ファンタジー求む」はなんだったんでしょう?
 とにもかくにも考えているネタを形にしたいのですが、今回は誰かに相談してとことん話を聞いてもらう機会が取れないので更に苦戦しています。

「ああ、僕は主人公に何させたいんだろう……?」

 この記事を書きながらも頭の片隅でグダグダ考えていました。そして……えいや! と、ついさっき送りつけたところです。


PS. せっかくなので既出のライトノベルの宣伝をしておきます。

第1作『このイケメン、××につき』


第2作『あなたのヒロインになります!~イケメン小説家に恋をしました~』

 どちらもときめく恋愛小説です。よろしくお願いします。

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