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だったらもう晒しちゃおうか

 こんにちは、亀山真一です。
 僕の新刊『人生の切り売り』をまだまだ推しています。9月刊行とはいえ、ようやく版元で試し読みができるようになったところなので、新刊と呼んで差し支えないでしょう。

 連載第1回から全然更新されなくて少々もどかしいのですが(さすがに続くよね?)、それだけ長期間宣伝できると捉えましょう。
 販促本もまだまだ手元に残っていますが、それだけこれからも宣伝できるということで。

 先日も触れましたがこのサイト、奥付に記した著者情報がそのまま転載されているので僕の出身大学がネットでも公開されました。今までも察しが良ければ、ちゃんと調べればすぐに分かるくらいの情報は出していましたが。
 そう、僕は日本で唯一正式名称が「大学」で終わらず、その名が学生に不人気すぎて改名された都立大の出身なのです。

 ということで、先日自重した〈みやこ祭〉のことだってもう書いて差し支えないでしょう。
 ええ、大学対抗クイズ大会の話です。

 僕がQuizKnockさんにはまっていたことは以前どこかで書いたと思いますが、演者にまさかの後輩がいたわけです。東大王にも出ている東言さんの双子の兄、東問さんが都立大生であると知った時の衝撃ったらありませんでした。
 東大王に出たくて東大に入ったと公言している弟に「もっとクイズしろ」と言えちゃうクイズ日本一の称号を持つ兄……都立大の自由な校風がめちゃくちゃ似合うなと納得し、一気に親近感が湧きました。

 しかも動画からは自由人な兄に振り回される生真面目な弟という関係性が垣間見え……兄弟、姉弟あるあるに更に親近感が増していきます。
 そもそもQuizKnockメンバーとはテレビより先にYouTubeで出会っていることもあり、芸能人よりだいぶ近い、舞台を見ているから顔だけ知っている後輩みたいな感覚で推してしまいそうになります。

 そんな中での母校の文化祭、大学対抗クイズ大会です。もしかしたら「推しの後輩」が生で見られるかもしれないと期待していたら、都立大チームの問さんだけでなく東大チームの言さんもいらっしゃいました。

 ……アツすぎる!

 それにしてもクイズって本当に幅が広く奥が深いですね。問題文を聞いていて最初は分からないと思っても、最後まで聞いたり答えまで聞いたりすれば意外と分かるのも面白いです。
 実は僕、進路選択の際に「強いていうなら博識になりたい」と先生を困らせた人間です。昔からクイズ番組は好きですし、知識欲があるため勉強も割と得意な方でした。しかし、創作のネタ探しが根底にあるため純粋に知識だけを求めていくクイズプレイヤーとはきっとモチベーションが異なるのでしょう。勉強して何になるのかという問いに、ネタになるなんて……ねえ?

 そんな僕の進路決定は、首都大の都市教養学部が専攻を後から選べることと指定校推薦の枠が同級生とかち合わなかったことでここしかないとトントン拍子に進みました。
 推薦受験の面接で作家になりたいと豪語し、創作漬けの大学生活を送り、こうして駆け出しの物書きをやっている僕は首都大の自由な校風にピッタリだったと思います。

https://ncode.syosetu.com/n2860im/


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