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⑪ナビゲーション

ここでは紙の地図とGPSアプリをご紹介します。コンパス、紙地図、GPSアプリの併用が基本です。

■紙地図は2種類

1、信越トレイル公式マップ①②③(事務局発行)
1/25000の地形図を元に作成されているので南部の斑尾エリア①、中間部の②、北部③とあります。公式マップも10年経ちますので更新のたびにルート情報がブラッシュアップされており、内容に関しては最も信頼性が高いです。災害や豪雨などの影響で毎年のようにトレイルや道路の崩落があり、利用状況は変わります。必ず事前に公式サイトでトレイル情報や道路状況を確認してください。


2、山と高原地図(妙高・戸隠・雨飾)
縮尺は1/50000。2019年度版から信越トレイルが北部と南部に分かれて収録されています。使い慣れた地図ですので、安心感はあります。作成されて間もない為、本線ルートは問題ありませんが、アプローチルートやサイドトレイルの情報に関してはやや不正確です。今後の改定に期待しましょう。


■お奨めのGPSアプリ

1、山と高原地図アプリ(妙高・戸隠・雨飾・信越トレイル)
北部と南部に分かれています。コースタイム等を基準に計画を立てる場合に便利です。見慣れたインターフェイスですので安心です。

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2、スーパー地形
今は無きFieldAccessと同レベルの使用感。地図の読み込みスピードは断トツです。基本機能の利用は無料ですが、ログを取るには980円のアプリ内課金が必要です。市街地の表示も正確ですのでロングディスタンスハイカー向き。より正確な地形の把握が必要なBCスキーや冬山登山にもお奨めです。

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3、ジオグラフィカ
FieldAccessやスーパー地形に比べると地図の読み込みスピードは若干劣りますが、安定した使用感で人気のアプリです。

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4、その他(YAMAP、ヤマレコ等)
使い勝手や見た目の好みもありますので一通り試してみて下さい。スマートフォン側のOSのバグでGPSに不具合が生じることが稀にあるため、少なくとも3つの地図アプリをダウンロードして併用すべきです。


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