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「本当の世界は想像よりもはるかに小さい」ってニーチェが言ってた、って独歩が言ってた。

ここ数日、仕事上の人間関係や、アルバイト先のハラスメントのストレスから調子を崩し、それと関係ない仕事まで休んでしまった。大変迷惑をかけてしまって、落ち込んでいた。
それでもお金を稼ぐため、また社会的責任を果たすため、ハラスメントが起こっている職場には行かねばならない。しかし、ラッキーなことに、ハラスメントが起こるのは人数が少ない時だけで、今日は人数が多いから気楽に行けた。
私は常に音楽を聴きながら移動しているのだが、移動中はLo-Fiなんかを適当に流してリラックスさせ、職場に向かう直前にこれを聴いた。


ヒプマイに出てくる男性は、彼らの世界の政権からは見下されているが、私からしたら夢のようにステキなキャラクターばかりだ。心底キャラクターコンテンツを愛している私は、彼らの存在に感謝しながら、仕事場の入口を開けた。

明るく元気な「おはようございまーす!」が出た。我ながらビックリした。
わたしの精神状態とは裏腹に、職場は穏やかで、今日もまた一日みんなで頑張ろうという空気が満ちていた。私も私の考えていたモヤモヤは一旦置いて、仕事に集中しようと思った。

心というのは外から見えない。特に鈍感な人は。それを逆手に取るのだ。

変な話だが、このアルバイト先を辞めると決意して、上役に話をしてからは、不快感やストレスがなくなったわけではないが、それが心を占めているというよりは、距離を置いて扱えるようになった。外付けHDDとまではいかないが、「ま、一旦棚に上げときましょう」みたいな感じで、やり過ごせるようになった。


もちろん経済的不安なども消えたわけではないが、そんなこと言ったらそもそも私の財政は弁護士沙汰になる程破綻しているので、未来のことを今あまり気にしても、ストレスになるだけだ。
そして、自分の中であれやこれや考え込んで、不安を増大させて物事をおおごとにしていたが、なんてことはない、私がパニクろうが、鬱になろうが、職場や社会は普通に回っているのだ。
私が唯一社会というものを評価するとしたら、そのタフさにある。自分が辞めたらどうなるんだろうとか、考えるだけ無駄。本当に自分のことを思ってくれている職場なら、大抵は暖かく送り出してくれる。自分が気負ったとしても、自分という存在が社会に与える影響力は微々たるものだ。私が死んでも何ということはない。でも、それは自分に価値がないということではない。生きるってことはそう重たいことではなく、気軽さを与えてくれる。軽いノリで生きていいってことだ。
自分が生き生きと輝いて働いていたら、その影響力は大きくなるかもしれない。でも、イヤイヤやってることを辞めたところで、結果としてはプラスになることの方が多いのだ。


これはHSPの人に言えることだが、自分が気を配るに値するほど、社会はヤワじゃないし、自分を犠牲にしてまで他人を立てても、結局誰もハッピーにならなかったりするから、まずは自分で自分をハッピーにする、そこまで行かなくても、少しでも生きやすい環境や心の状態を整えてやる。そのくらいのことは自分にしてやってもいいのだ。
私は今回の度重なるストレスのため、仕事を休んだが、それでオール失業したとしても仕方ないと思っている。自営拡大したっていいし、転職したっていいし、とにかく自立の意思はある。金も資産も何もないが、何より、やりたいことがある。それを諦めて病気を発症したから、逆に言えばこれさえ手放さなければ入院とか寝込むとかにはならない。

収入安定したって、過度なストレスあったらメンタルは悪くなるからな!そして、先のことはどうなるか分からないのだ!

私ほど持ち物がないと、もはや心の問題だなー、と思って、気楽に生活することにした。なるようにしかならないし。人には誠実に接して、あとは適当にやる。
悩んでても自律神経おかしくなって、身体に悪い!

私が考えるよりずっと、私の身の回りの出来事なんてささやかなことなんだから。

あなたの感じたことって何物にも代えがたいよね、ってことを一人ひとりに伝えたい。感情をおろそかにしたくない。って気持ちでnote書いてます。感性ひろげよう。