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お勤めしたくない×作家になりたい=お勤めしながら書くしかないかぁ~

これ以上お勤め無理です。
そして作家になりたい。

久しぶりに自分のnoteを見直してみたら、そんな記事が並んでたので、どうやって作家になってやろうかの記録記事にしようと思いました。
多分noteにはそんな気持ちを持った人がたくさんいるんじゃないかなーと思って、誰かの参考とか、励ましになれば幸いです。

現状の整理

お勤め無理だ。という記事を書きました。

しかしバイトと派遣を掛け持ちという形で、相変わらずお勤めをしているのですが、かなりナメた感じで行ってます。

・通勤に使うバスが大幅に遅れたら休む
・嫌な人と同じシフトの日は行かない

・リモートにしたくなったら無理やりリモートを依頼する
・仕事中一定のことに疲れたら別のことをするか休む

これは私が今信じられないほど緩い雇用形態であるからやっていることですし、万人にお勧めできることでは全くありません。

でも、それくらいの態度でやらないと、私はまじめすぎるので給料以上の仕事をしてしまったり、無駄に献身的になってしまうので、それで自分の体力や気力などが削られてしまうので、もうこんな感じでいいと思ってます。そして雇用先もそれ相応の対応なので、「ここまで」と線引きしてやろうと思った次第です。

でも、例えば職場の同僚とか、直属の上司に迷惑がかからないようにはしてます。もっと大きな枠組みで組織作りをしている人からしたら不愉快な人間かもしれませんが、私は言われたことはきっちりやっているし、組織の方がどうなの?っていうポイントなんていくらでも見つけられるし、もうこっちはお勤めが無理な状態でやっているので、会社を辞めて障害年金でももらいたいレベルなのです。(一度申請しましたが、却下されました)

お勤めは辞めない方がいい、特に作家になりたいのなら。

しかし、私は作家になりたいという気持ちがあります。

正確には、物語を作る仕事がしたいので、漫画原作者とか脚本とか、「絶対に死んでも小説家!」というよりは、もっと間口広い感じなのですが。

その場合、まず編集者さんが言う言葉に「仕事は辞めるな」があるそうで……私も知り合いの編集者さんに聞いたところ「文学賞2つ獲ったくらいでは会社辞めないね」とのことです。た、確かに又吉直樹さんも、まだテレビで見るから専業作家ではない……!

つまり「お勤めしたくない」から「作家を目指す」という思考はNGで、「作家を目指す」なら「お勤めした方がいい」になるわけです。

この辺までは別に常識のある人なら「当たり前だ」と思われると思うのですが……

しかしまあそれくらい「雇用される」ということがしんどい。

しんどい派の意見としてはまず「小説を書く時間がない」が挙げられるのですが、逆に言えば「作家になってからが小説を書く時間との闘い」になるので、これはプロからしたら甘えた理由にしかならないと個人的には思いました。

しかししんどいものはしんどい。

そこで私は何か別のところに原因があるのではないかと考えました。

「小説を書く時間」は、なぜ「ない」のか

まず、「お勤めがしんどい」と「作家になりたい」を分けて考える必要があると思いました。

とりあえず「お勤めがしんどい」がちょっとでも楽になれば、小説を書く時間は確保出来るわけで、小説を書く時間が確保出来れば、練習が出来て、少しでも作家というステージに近付けるわけですから。

とりあえず「時間と執筆」ということについて、思いついたことを箇条書きにしてみました。

・小説を書く時間は、プロになろうがなるまいが、不可欠な時間である。
・バカ売れしている専業作家でない限り、文章を書く時間は非常に制限される。締切は、作家の方がタイトである。責任で言えば、作家の方がプレッシャーが大きい。なのにまだプロにもなってない気楽な立場の人間が書けないのはなぜか。
・仕事をしながら小説を書くことができない、でも書きたい人たちは、怠けているとか、やる気がないとか、そういうことではない。(自分ではそう思いがちだし、私はそう思って創作を諦めた時期もある)

一番最後の考えは、鬱になった時の考え方に近いんですよね。
別のところに原因があるのに、自分のやる気とか才能のせいにしている。
「なりたい!」って思ったら、あとはやるのみなので、そんな難しいことじゃないんですが、そこに別の要因を持ち出して、言い訳みたいにして、結局できないってことになってしまっている……。

そこで自分の生活を俯瞰的に見て何がまずいか探しました。

「書くための生活」をするために

とりあえず自分の場合は、以下のポイントが挙げられました。

・3食食べないとだめなタイプなのにちゃんとご飯食べてない
・身体中が凝っていて、常に頭が痛く、創作に没頭できない
・書くことが習慣化されていない
・何をどうやって書けば小説の練習になるのか分かってない

なんと、上2つに至っては「作家とか目指すもなにも人間として弱るだろ」レベルの話でした。びっくり。

ご飯に関してはお金がないのもあります。そうなるとますます「とりあえず働いとけ!」となります。そうすると、「仕事を辞めて小説を書く」という考えが間違っていることに気付けますね。

とりあえず、悔しいけれども、「仕事をした方が小説を書く環境は整う」という方向にマインドシフトしていくしかない。

結婚とか投資で儲けるとか別のルートもありますが、凡庸な私にとって一番手っ取り早いのが「お勤め」になってしまうのです。まあ、会社も無限にあるし、私も仕事で出来ないことがないわけではないので、無理にお勤め無理って考えるのもよくないか、ナメきっていこうって感じです。

体が凝っているのも、湯船につかるとかが出来ていなくて、要するに「めちゃくちゃ疲れている」生活がまずいと思いました。

作家はもちろん頭脳労働ですが、体が疲れていたら話になりません。ずーっと悩んだりしていないで、頭を休めるときは休める、使うときは使う!そう切り替えていかないと、余計なところでエネルギーを消費してしまいます。

また、書く習慣がないのも、机が散らかっていたり、疲れて横になってしまっていたりと、とにかく「ちゃんとした生活が送れていない」というところに帰着していました。

小説を書くことを当たり前にする

とりあえずちゃんとした生活を送る、これが出来れば、その中に「小説を書く」時間が生まれて、そこで小説を書く練習をすることができます。

実は、この記事を思いついたきっかけは、さっき挙げた4項目のうちの最後

・何をどうやって書けば小説の練習になるのか分かってない

という悩みを、知り合いの編集者さんに聞いてもらったからなのです。

具体的なメソッドなんかは小説を書くための教本とかに載っていると思うし、人によってそれぞれだと思うので、ここであえて私のような素人が書くことではないと思いますが、とにかく

・時間を意識して書く
・しっかりと文量があるものを1作ずつ終わらせる
・あらゆるものを書けるように想像力と書くトレーニングをする
・本を読む

でした。

でも、こうやって具体的なことを教われば、小説を書く時間をすでに習慣として身に着けていれば、何をいつまでに終わらせる、とか組み立てていくことも可能だし、賞に応募したいなら締め切りに間に合わせるための段取りも組めますよね。

また私の場合、本を読むのはできれば静かなところがいいので、これももう練習のうちに入れちゃっていい気がします。電車の中とかは、世界を観察したり別のカルチャーを吸収する時間にしようと思います。

人によって千差万別かと思いますが、今なぜ本屋さんとかnoteとか意識高い系とか、あらゆるところで「パフォーマンス」みたいなことが騒がれているか分かった気がします。

現代人、マジで普通に生きるだけで疲れてんだよな!!!

そこでわざわざ他人に読んでもらうために何か作ろうとしてる人なんて、それこそ数多いて、諦めそうになることもあるけど、それを「やらない」人の方が圧倒的に多いんですよね。

やらないより、やった方がいい。

ということで、書くことを習慣化するための第一歩で書いたnoteでした。
ちょうど1時間!

明日も続くといいな……

あなたの感じたことって何物にも代えがたいよね、ってことを一人ひとりに伝えたい。感情をおろそかにしたくない。って気持ちでnote書いてます。感性ひろげよう。