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刷り込み!びじゅチュの教養講座 #6


Eテレの番組「びじゅチューン!」を視聴して、あわよくば古今東西のアートの作品名と作者を脳内に刷り込んでしまおうという企画、第6回。

前回から間が開いてしまったけれど、まだまだやりますとも。

とは言え「びじゅチューン!」ファンにとっては自明の理なので読まなくていいし、「びじゅチューン!」ファンでない方はほとんどスルーしそうな、誰読む?な記事だが書いている私は楽しい。教養講座に名を借りた、ただのコーラス偏愛記事だという声がどこからか聞こえる。
気にせずちょっとアートの知識を身につけたい方はどうぞ♪(´ε` )

すんばらしい企画爆誕の第1回はこちらから


本日のテーマはこちら

元の作品は「ブロードウェイ・ブギウギ」

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画像はアートペディアからお借りした。

抽象画である。
「びじゅチューン!」の絵の解釈が自由すぎる。抽象画の良い所だ。

ゴールデンウィークを過ぎ、4月からニューライフに飛び込んだ方々はペースをつかめているだろうか?
ちょっと憂鬱なNEW LIFEになっていたら「ブロードウェイ・ブギウギ」だ。

そして、こんなおしゃれな近代抽象画の作者をさらっと言えたらカッコイイ、ということで、作者刷り込みに入ります。

もう一度動画をどうぞ。

「やっと慣れてきた NEW LIFE」で始まる2番、聞いていくと
「インテリアで話がスタート!」のフレーズの後に、ピアノの低音で
♪ドーーレーミーファ みたいな音程で
♪ボーーンボンボンボン と間奏が入る。

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このピアノの音に合わせて
♪もーーんどーりーあん!

曲の中に1回だけ入る作者名。このワンチャンでモノにするのだ、もんどりあん!

何となく平仮名にしたけれど、
モンドリアン
この人が、このおしゃれな抽象画を描いた作者だ。

ピエト・モンドリアン

ヨーロッパで活躍した後、戦争を逃れてアメリカに渡り、ポップで明るい作風へと変化した後の作品がこの「ブロードウェイ・ブギウギ」だそうだ。

それ以前、ヨーロッパでは動画の歌詞カードに使われている赤・青・黄のコンポジションシリーズのような作品を描いていた。

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こちらもアートペディアからお借りした。

私の好きなEテレ番組「ソーイング・ビー」によると、この「コンポジション」をモチーフに、サンローランが「モンドリアン・ルック」という衣裳を売り出し、さらには、広く世の女性たちが自社デザインを着られるように型紙まで売り出したのだそう。

そしてその型紙は売れに売れたのだとか…。
番組ではその型紙で裁縫の腕を競っていた。

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この画像はVOGUEからお借りした。

私、50オーバーなのだけれど子どもの頃この「モンドリアンルック」のようなワンピースを、雑誌か何かで見た記憶があるような気がしないでもない・・・霞の彼方の記憶だ。


アートとファッションの融合。

うーーん、おしゃれ。

では、作者モンドリアンをしっかり脳に刷り込むべく、「もーーんどーりーあん!」のコーラスを付けながら動画でおさらいをしよう。

声高らかにコーラスするのよ。

ピエト・モンドリアン作「ブロードウェイ・ブギウギ」

これであなたも、これらの抽象画や素敵な衣装を目にした時、
「モンドリアンだね」
と、さらりと知識とおしゃれ感をアピールできる。


コーラスは「もーーんどーりーあん!」以外にももちろん入っている。
スウィングジャズ調の軽やかな曲に合わせ、口ずさみやすいのは
「ダバダバダバダバダ ダッデュワー」の繰り返し。

文章で説明しようと思ったが、実は最近AppleMusiで「びじゅチューン!」の曲もコーラス無し・有りそれぞれのバージョンが配信されていることを知ってしまった私。

私はサブスクリプションのサービスに入っていないので、リンクを貼っても最初の20秒ほどしか聞けないのだけれど、サービスに加入している方は私の記事など読まずに、さっさとこちらを聞くのをお勧めする。とほほW

サービス未加入の方もコーラスがどんな感じかはお分かりになると思う。
だが読者は、趣旨は美術の教養、作者の刷り込み、「もーーんどーりーあん!」だということを忘れてはいけない。


刷り込み力と破壊力抜群のコーラスを付けるのは男声コーラスグループ「ジョリー・ラジャーズ」だ。

 

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「びじゅチューン!」全作品はこちらから




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