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刷り込み!びじゅチュの教養講座 #1

「東大王」という番組で、東大王チームを含めて誰も答えられなかった問題に(お茶の間で)答えられたことがある。東大生に勝ったどー!!

この絵のタイトルは?

民衆を導く自由の女神

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

民衆を温泉にみちび・・温泉を民衆に・・・あれ? 民衆を導く温泉のめが・・・いや。あれ?




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・・・とにかく、温泉が違うのよ、温泉が!

・・・・・

民衆を   に導く自由の女神

どこ?どこに?

おお?!

「民衆を導く自由の女神」でいいんじゃね?

正解。

ついでに作者はドラクロワ。


「東大王」では結構時間をかけ、リレー形式で回答者が挑んでいたこの問題、結局は時間切れ、というか「パス!!」となり、私はだいぶ怪しい経緯をたどって正解にこぎつけた。

なぜなら

いやお察しの通り

を見ていたからだ。もっと言うとEテレの「びじゅチューン!」という番組が好きだからだ。

でしょうね。

えー、ゴホッ、ゴホン。
やっと本題である。

皆さんも「びじゅチューン!」を通じて、美術作品と作者名をさくっと覚えて、教養香る人になっちゃいませんか?ということだ 笑

え〜? ⁇


「いいえ、だいじょうぶです」という方がほとんどであろう w

だが教養香る人を目指す方もいらっしゃるかもしれない。そういう方もいると信じてこの記事を書いている。(ただびじゅチューンが面白いということを書きたいだけじゃね?(¬_¬)

いや、教養だ。

どうやって?

「びじゅチューン!」の動画を視聴するのよ、当然でしょ?

この曲はタイトルのインパクトも大きいから、すぐ頭に入って、正式なタイトルを想起するのにだいぶ邪魔になりそうである。

でもとっかかりにはなる。「民衆を導く自由の女神」

あれ?作者は?

そう、動画には出てきませんね、うむ。けれど私はこの曲で作者名も覚えたのだ。

動画はコーラスが入っていない。しかしEテレの番組ではコーラス入りのバージョンも流れる。そのヘビロテ度、中毒性の強さたるや半端がない。

そのコーラスにこそ、作者名刷り込み機能が組み込まれており、禁断の恐ろしい性能を発揮しているのだ。

そして私は、文字だけでそのコーラス(の一部)を説明し、あなたの頭の中に高い教養を刷り込んでしまおう、というすごい企画だ!!!

書いていて自分でもあきれる。


実を言えば作品のタイトルは、楽曲のタイトルの一部になっていたり歌に歌われたりするので、動画を見れば大体OKである。
それでOK!という方は、番組動画を全部見られる下のページに跳んでいただいけたらよい。お時間取らせて申し訳ありませんでした。

しかし動画にはほとんど作者名は出てこない。
そこでコーラスだ。

ジョリー・ラジャーズという、ハイスペックエンターテインメントコーラスグループが我々の脳に、否応なくいろんなことを刷り込んでくるのだ。

おかわりはこちら。「Lemon」も「恋」もあるぞ。ぜひYouTubeで検索していただきたい。

こんな彼らが吉岡弘行さんアレンジのもと、びじゅチューンの曲にありとあらゆる技をぶっこんでくる。脳幹を直撃される。
かなりの高確率で作者名は目立つように入っている。お約束なのだ。

まあ、当然である。美術作品を紹介する番組なのだから。

では、やっと、今日の題材「民衆を導く自由の女神」の作者の学習だ。
まずもう一度動画をご覧いただきたい。

出だし、「♪湯煙を目指せ、民衆よ!」の「よ!」にかぶって、ドラムと共に低音のピアノで

ダダダダ・ダダダ ダダダダ・ダダダ

と伴奏が入っているのがお分かりだろうか。

その「ダダダダ・ダ」に「ドラクロ・ワ」と合わせる。音程も変わらないので簡単だ。2回繰り返すのですぐ覚えてしまう。
「♪ドラクロ・ワ ドラクロ・ワ」

恥ずかしがらずに、声に出して低音で歌ってほしい。

出来ただろうか。2番の出だし「その身を委ねよ、民衆よ!」の後もまったく同じ。

もうこれであなたは、「♪ドラクロ・ワ! ドラクロ・ワ!」という脳内コーラスなしにこの曲を聴けなくなっているはずだ。何なら口ずさむ。
そして「民衆をおんせ・・」いや「民衆を導く自由の女神」の作者がドラクロワだということも脳内に刷り込まれた。

以上である。

後は温泉に、いやこのアヴァンギャルドな楽曲に身を委ねればよい。

「♪日常を塗りつぶす黒色を洗い流せ 秘湯で」の「で」にかぶって、「ババンババンバンバン」をマイナーコードで入れ、さらに「遅れるなよー」と台詞がかぶるとか、2番になると「美肌効果 抜群」で同じように「ババンババンバンバン」、かぶせて台詞が「風邪ひくなよー」と入るとか。そう、加トちゃん声でね。1番もですよ。

全員集合!

おっと手が勝手に作者名以外のコーラスも打ち込んでしまった。
もったいないのでこのままにしよう。
そうしよう。

今回の講座は以上である。

今「以上である」と入れようとしたら「異常である」と変換された。
あながち間違いでもあるまい。

でも他にもまだまだ作者名が覚えられるコーラスがたくさんあるので、この講座は続く予定である。

たとえ「スキ」が一つもつかなくても・・・

ウン

がんばる・・・・


あとがき(何様だ?)笑

先ごろ私は「『びじゅチューン!』全歌詞係・歌詞カード大調査」なる前後編・合わせて2万字以上の正気を疑う記事を投稿した。
燃え尽きた・・・かと思った。
いやいや、そんな極小ネタの歌詞係やカード(大好きだけど)より、もっと好きなジャンルがあったのよ。コーラス!

しばらく「びじゅチューン!」のコーラスに関する記事から離れていたのだけれど、燃え尽きそうな長い記事を書いたけれど、まだまだこの番組について書きたい。

ということで、前からやりたかった今回の記事を書いてみた。
しかし「大調査」は本当に自分以外誰も興味を持ちそうもなく、調査研究報告という形で書くだけで満足だった。
今回は誰か(誰?)に向けて講義しちゃったりする形式。大丈夫か。

大きな教室、黒板を背にただ一人佇む教師、生徒ゼロ。

まあ、いいや。書きたいのだもの。

続きます。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。


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