詩 No.087 消せない炎

学生のとき 理不尽に怒られた記憶
それをいい思い出なんかにしたくない

どれほど憎んだか
どれほど恨んだか
どれほど苦痛を感じたか

その記憶は消させない
あのときの思いを灰にして 桜を咲かせるほど
私は枯れた人間じゃない

だけど

そんな過去に囚われることはない
黒い炎は燃えているが 内から焼かれることはない
もう終わった過去なのだ

もう 終わった 過去 なのだ

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