社会背景から考える承認の重要性

SNS疲れという言葉が生まれるくらい、周りの声が見えすぎるせいで日本中が疲れ切っていると思います。

悲しいことに、SNS上の言葉が原因で命を絶つ人もいるくらい深刻な問題になっていますし、人々の生活に影響を及ぼしているのは紛れもない事実です。

芸能人や著名人への誹謗中傷はよく取り上げられますが、発信者によるマッチョイズムも人の心を痛めつけていると感じています。

「ビジネスマンはこうあるべきだ!」とか「〇〇できない奴はくそだ!!」みたいな強い言葉をよく見かけますよね。これがマッチョイズムです。

そんな情報ばかりだと気が休まりませんし、自分が否定されているように感じる人も少なくないと思います。

意識高い系の発信ばかり目につくし、自分の商材を売りたいのが発信者の本音なので人によって言ってることが違う。受け取る側は誰を信じたら良いのか分からない。まさにカオスです。

こんな時代だからこそ、承認の価値が上がっていると感じています。

【承認】
その事柄が正当だと認めること。もっともだと認めること。

疲れ切った日本

情報共有が超高速化した現代社会では、海外の情報もわずかな時間で手に入ります。

日本では珍しかった起業や複業は今となってはよくみるようになりました。少なからず海外からの情報も影響しているでしょう。また、普段は出会うことのない起業家・事業家の声にスマホを開くだけで触れられます。

それに感化されてか、起業を志す人が増えました。複業も含めると急速に増えていると思います。世はまさに大起業時代です。

その中で、結果の出た人、出ない人がはっきり別れました。残酷ですが、うまくいかなかった人の方が多いのが現実です。

誰でも簡単に成功するノウハウなんてないので当然ちゃ当然です。

発信者のポジショントークに惑わされ、高額の情報商材を買ったものの結果の出る人はごく一部。某ビジネス系オンラインスクールでは結果の出る人は1%にも満たないと聞いたことがあります。

追い討ちをかけるように、自己責任論を振りかざしてくる発信者も多いので、頑張ったけど思うようにいかなかった人は疲れ切っているでしょう。

自己責任なら、スクール受講生やクライアントが結果が出ないのはサービス提供者側に問題があるんじゃないの?と思ったりしますが、ここまでにしておきます。

努力が報われない社会

起業する人ばかりではなく、会社員の方も疲れてる人が多いように感じます。その原因の一つがスタグフレーションです。

スタグフレーションについては、添付の記事で詳しく解説されているのでそちらも合わせてご覧ください。結構ガッツリ書かれてますし面白いですよ。

ここでは簡単に説明しますね。

【スタグフレーション】
給与は上がらないのに、物価が上がる現象

要は人々が相対的に貧しくなっていく現象のことスタグフレーションといいます。日本全体が緩やかに沈んでいるため、会社でいくら頑張っても金銭的なインセンティブは期待できません。

ここでポイントなのが、金銭的に貧しくなることが主問題ではなく、連鎖的におこる精神の崩れが大問題だということです。

給与が上がらないのに物価が上がるということは、生活水準は上がらないですし、むしろ下げなければならない人も大勢います。このストレスが問題です。

お金持ちが青天井にお金を欲するのと同じで、人間は強欲な生き物なので、欲求を満たせないことに強いストレスを感じます。お金で満たせる欲が満たせなくなるということです。

ストレスマネジメントが上手な人は良いですが、苦手な人は自分を卑下したり、他人にあたったりしてストレスを解消しようとするので、社会全体が負の感情で覆われます。

この精神の崩れこそ、スタグフレーションの真の問題だと思っています。

起業を志したが結果が出なかった人も会社員もその周りの人も皆、精神的に崩れている(崩れかかっている)のが現在の日本社会だと考えていて、それに追い討ちをかけるかのようにSNSでは強い言葉が襲ってきます。これでは現実世界に安心できる場所がありません。まさに現実はディストピアです。

【ディストピア】
反理想郷・暗黒世界

今日の仕事は楽しみですか。

こちらは昨年話題になった品川駅での広告です。「働き過ぎて追い込まれた人々の“最後の一押し”になる」などの声がSNSを中心に溢れかえり大炎上しました。結果的に出稿開始数日で出稿は停止され、悪い意味で話題の広告になりました。

日本中が疲れていると分かる決定的な出来事だったと思います。

売れてるプロダクトからも同じことが言えると思っていて、漫画やアニメでは異世界転生ものがめちゃくちゃ流行ってますよね。現実はディストピアだと感じている人が現実逃避のために消費しているんだと思います。もちろん内容も面白いですが、それだけ流行っているのではないと思ってます。

こんな時代だからこそ価値が上がる承認

上述したように誰もが疲れている&強いことばのオンパレードが今日の日本です。

人は否定されることを嫌い、承認されることに喜びを感じます

自分が否定されていると感じる人が多い中、その人を承認することで心の救いになる可能性が高いです。

治療院や個人のセラピストもなかなか業績が上がらないが故に、お客さんを煽ったり強い言葉を使う人をよく見かけます。

これでは精神的に疲れてる人に対して良い発信だとは思えません。

ビジネス的な観点で言えば、相手を承認する発信に求心力が高まって結果的に集客やファン化に有効だと思います。

実際に僕のクライアントさんでは、強い言葉を使わず、相手を承認するような発信に変えたことで反応率や来店数も上がりました。

「お客さんを呼ぶためにわざと承認を使うのは嫌だ」と思う方もいるかもしれませんが、強い言葉でお客さんの精神を痛めるよりよっぽど良いと思います。

承認の発信で結果的に来店につながれば、お客さんの心も身体も良くしている可能性が高いのでセラピストのあるべき姿なのではないかと思います。

余談ですが、僕は強い言葉は嫌いなので承認するような優しい発信が増えると個人的に居心地が良いです。笑

僕を承認して欲しいとかそういう話ではなく、単純に優しい世界の方が良いなーと思っているだけです。笑

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