漫画から学ぶ共通想起〜心を燃やせ

発信コストの激減により、子供でも高齢者でも簡単に情報発信が可能な現代、ありきたりな情報は誰の目にも止まらず埋もれます。

昔は個人がメディアを持つなんて夢のまた夢でしたが、1億総発信時代と言われるように今では誰もが個人メディアを持って日々情報を発信しています。

情報爆発時代にアテンションを獲得するのは非常に難しいです。

【アテンション】
注目、注意を引く

クリックされるために誇大広告をしている事業者は後を経ちません。「ゆらゆら整体!"5秒ゆらすだけ"で10年悩んだ腰痛が一撃完治!」が怪しいのは火を見るより明らかです。

以前のnoteにも書きましたが、期待値を上げすぎることは推奨できません。アテンションを獲得し来店につながる可能性はありますが、期待値を上回らない場合、2度とリピートはされません。

整体ビジネスにおいてリピート率は生命線なので、誇大広告は悪手でしかないです。

もっというと、地域で悪評が広がるので広告効果も急速に低下します。結果的に新規も取れない、リピートも取れないので詰みです。誇大広告はダメ。ゼッタイ。

セラピストのジレンマ

情報発信をしていて「内容を見てもらえない」とか「上手く伝えられない」という課題がある人は少ないないと思います。

ライティングを勉強するとターゲットの課題感を高めるために、煽ることが推奨されることがあります。

ことセラピストにおいては、「煽るのが嫌い」「自分には合わない」という人が多いですし、さらに専門家の情報は一般の人には伝わりづらいので、効果的な情報発信が難しいです。

「腰痛の原因は、腸腰筋の機能不全が多く改善には週2~3回の……」とか言われても全く意味がわかりません。伝わらなければ発信していないのと一緒です。

かといって、わかりやすく伝えようとするとみんな同じことを言い出します。「腰痛や肩こりの原因は骨盤の歪みにあります!根本的に改善したいなら当院の骨盤矯正を受けてください!」なんて100万回聞きました。

そもそも骨盤は歪まないよね論は一旦置いといて、みんな同じことを言うので、マーケティングの基本である差別化ができませんし、顧客も違いがわからないので効果的な発信とは言えません。

「動画の方が伝わりやすから、YouTubeが良いのかな?」と思ったそこのあなた!

ちょっと待ってください!

確かに情報量が多くて伝えやすいYouTubeを使うのは悪くはないと思います。ただ、始めようにも自分で動画編集はできないし、工数がかかりすぎて続かない人が多いです。特にITリテラシーの低い人は手を出さない方が良いです。

僕も1年前くらいにYouTubeを始めてみましたが、企画、台本作成、撮影、編集と大変過ぎるわりにすぐに成果が出ないので2ヶ月くらいで辞めちゃいました。笑

2年ほどプログラミングをやってたり、実際にエンジニアとして働いてた僕はそこそこITリテラシーはある方だと思いますがこのザマです。

YouTuberがどれだけ大変か身を持って知れた貴重な体験ではありましたが、オーナーが現場で動いている治療家やPC作業に慣れていない人にはお勧めできません。

「自分は挑戦が好きだし、継続力もあるからYouTubeもなんとかやれます!」と言う人は無理に止めたりしませんが、その力を他のところに使った方が成果に繋がると思います。

読まれない文章

動画プラットフォームの影響か、文章が読まれない傾向にあると感じます。ホリエモンも、ちゃんと文章を読めるのは人口の10〜20%程度ではないかと言っていますよね。正確な統計があるわけではないですが、大きく外れてはないと思います。

そもそも文章を読める人が少ないのか、時代の流れと共に減ったのかはわかりませんが今の傾向として認識すべきです。

毎週このnoteを読んでくださる皆さんは優秀すぎるので当てはまらないですが、文章を読まない・読めない人は大勢います。

そのため、文字だけの情報発信は届きにくい可能性が高いです。「じゃあ、なんでお前は文章書いてんだよ!」と突っ込まれそうですが、答えは裏目的があるのと業種が違うからですね。

脱線しますが、裏目的を簡単にお話しすると、リテラシーの高い人をクライアントにしたいからです。なぜかというと、個人・小規模事業者のコンサルティングをする上で、実行力やビジネスリテラシーが高い方のほうが成果が出やすいからです。

私たちのコンサルティング費用は適正価格+成果報酬で行っており、クライアントの成果が互いの利益になる構造にしています。競合をみていると、個人相手に馬鹿みたいに高いコンサル費用を取っている割りにネットに落ちてるような普通のことしかやってないので「こんな情報にこんなお金払うの?」と思い、同じことはしたくないので成果報酬を取り入れています。

私たちもボランティアではないので成果の出やすい方をクライアントにしたいというのが本音です。

話を戻しますね。

僕たちの情報を見てくださる方はInstagramを情報発信媒体のひとつとして運用している人がほとんどだと思います。

インスタの特性上、写真や動画で訴求すべきです。なぜなら、そういうプラットフォームだからです。笑

インスタを見ているということは活字離れしている可能性が高く、直感的に訴求しなければ見てもらうことすら難しいでしょう。

共通想起で伝える

散々、文字だけはやめろ!と言っておきながら文字情報の使い方を話します。笑

史上最速の前言撤回です。笑

文字情報だけでも言葉の選択で伝わり方はガラッと変わります。例えば応援するメッセージの場合

「もっと追い込んで!ガンバレ!」

より

「心を燃やせ!」

と伝えた方が頑張れそうじゃないですか?

言葉には概念とイメージがあり、イメージを使いこなすことで伝わり方がガラッと変わります。このイメージを想起といい、ターゲットに起こして欲しい想起から言葉選びをすると強烈な訴求になります。

「心を燃やせ!」の裏には煉獄さんの絶体絶命の状況でも全力で戦い抜くというイメージが想起されますよね。なので、伝わる力が違うんです。

特に治療家のような専門家の情報は一般の方には伝わりにくいので、何を伝えたいのか、何を想起させたら伝わりやすいのかを考えて言葉選びをしてください。

訴求力が一気に変わると思います。

文字×視覚×聴覚で訴求せよ

また、視覚情報と聴覚情報を加えるとより強いイメージを与えることが可能です。先程の例で考えてみます。

  • 「心を燃やせ!」

  • 「心を燃やせ!」×煉獄さんの画像

  • 「心を燃やせ!」×煉獄さんの画像×鬼滅の曲

この3パターンであれば、最後の文字✖️視覚✖️聴覚情報での訴求が一番情報量もありますし、煉獄さんを想起しやすいでしょう。

受け手に想起させたい内容を決めたら、文字、視覚、聴覚情報を使い訴求すると強烈に訴求され情報も埋もれづらくなります。

ただ、必ずしも3つの情報を使わなくても良いです。文字×視覚だけでも強い訴求になりますし、文字×視覚が同じでも聴覚情報だけ変えると想起されるイメージは変わるので色々試してみてください。

今回の煉獄さんのように、誰でもわかるような漫画を使うのも良いですが、ターゲットの世代で流行った漫画や映画、ドラマを引用するのも有効です。

サイコグラフィックでセグメンテーションしているうちに、デモグラフィックの偏りもみえてくるでしょう。そうなれば世代の調査は有効です。

共通想起を使いこなすことで、変に煽らずとも有効な訴求ができますし、情報も埋れづらくなります。ぜひ、今後の情報発信に活かしてみてください。

記事についてご質問などがあればお気軽に連絡ください。

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